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あ / か / さ / た / な / は / ま / や / ら / わ 英字 / 数字 / ラウンジ別 / メーカー別 / 一覧 ディスガイア検定 種別 ミニゲーム 順番待ち ×非対応 同時起動 ○対応 プレイ人数 人数制限なし 概要 設置場所 リワードアイテム よくある質問 攻略操作 ルール 攻略法 注意事項 概要 ディスガイアシリーズについてのカルト3択クイズに挑む。制限時間は1問20秒。事前に受付しないとカウントが認められないので注意。1問正解につき1ヘル加算。10問連続正解でリワード。 ラウンジリニューアルに伴い、2011年02月24日~2011年05月27日は使用できない状態となっていた。 設置場所 魔界戦記ディスガイア4ラウンジ 魔立邪悪学園 リワードアイテム 詳細 よくある質問 ミニゲームなどで取得したポイントが消えた/進行状況がリセットされた 攻略 操作 ルール 攻略法 かなりのカルトクイズなので未プレー者は苦戦を強いられること必至。毎回他のユーザーの連続正解数が表示されるので勝ち馬に乗るのもあり。姑息な手段ではあるが問題数は少ないので問題と解答をメモして臨む方法も。 ↓ネタバレ注意。 +問いと答え 問題文の最初の「ディスガイア+番号+助詞」等は省かれて書かれていることがあります。 問題 答え ディスガイアシリーズ全般 ディスガイアシリーズでおなじみの汎用キャラクター「アーチャー(女)」の出身地は?」 パドル ディスガイアシリーズでおなじみの武器防具アイテムを売買出来るショップの名前は? ローゼンクイーン ディスガイアシリーズの「投げ」にはちょっとした裏技がある。それは何か? 斜め投げが出来る 「魔界戦記ディスガイア」 09年4月現在「魔界戦記ディスガイア」などのコンテンツを配信している日本一ソフトウェアの公式携帯サイトは? 日本一GAMES 斧の特殊技「かぶと割り」の次に覚える斧の特殊技は? 大地裂き 「かにみそ」と言えば? フロン 剣の特殊技「一文字スラッシュ」はいくつ上の高さの対象まで攻撃できる? 12 実在するアイテムは? ヘボクレスボディ 主人公は誰? ラハール 主人公ラハールの父親の名前は? クリチェフスコイ 主人公ラハールの苦手なものは? ムチムチ 主人公ラハールの年齢はいくつ? 1313歳 全部で何話? 14 第一話のタイトルは? 魔界のプリンス 第三話の最初のマップの名前は? ブルジョワ入口 「ダークキャノン」使用時の消費SPはいくつ? 30 登場した「中ボス」の、いつも名乗らせてもらえない本名は? ビューティー男爵バイアス 登場したサイボーグのカーチスは、体の何割がサイボーグ? 7割 登場したサーズデイは、「ジェニファー」が何歳の時に作ったものか? 5歳 登場したジェニファーの特技は何? 機械いじり 登場したゼニスキーの息子の名前は? コゼニスキー 登場した地球勇者ゴードンの好物は、どのお店のテリヤキピッツァ? バーニーズ 登場した地球勇者ゴードンは、何代目の地球勇者か? 37代目 登場した天使のブルカノ。彼の階級は? 天使長 登場したプリニーの使用上の注意とは? 投げるな危険 登場した「別次元の魔王」は何体に分裂した? 10 登場する初代地球勇者の名前は? ドン・ホアキン 登場するプリニー族の特殊技「プリニー爆弾」の属性は? 炎 登場するラハールの秘密は…? 悪魔と人間のハーフ フロンが魔界にやってきた目的は? 魔王の暗殺 ラハール、エトナ、フロンの3人の中で、最長年者なのは誰? フロン 「レジェンド」のレアリティーの範囲はいくつ? 0~7 「魔界戦記ディスガイア2」 アーチャーをキャラメイクするために可決しなければならない議題は? 愛の狩人を作りたい 暗黒議会議題「悪人を作りたい」を提案可能にする為の条件は? 味方に前科者がいる 暗黒議会議題「あやしいジジイを作りたい」を提案可能にする為の条件は? ジオパネルを500個以上破壊する 暗黒議会議題「タフガイを作りたい」を提案可能にする為の条件は? 槍のウェポンマスタリをLV3にする 風の上位魔法、オメガウィンドを唱えると出てくるキャラクターは? 破壊神アレクサンダー ガンナーをキャラメイクしたいときに可決しなければならない議題は? 夕日が似合う男を作りたい 下忍をキャラメイクするために可決しなければならない議題は? 忍者を作りたいでござる 第六話「コロシアム」で1回戦目の対戦相手は? 無敵勇者団 タローが覚える、自己の防御力をUPさせる特殊技の名前は何? 至高の牛乳 ティンクが覚える、自らを犠牲にして攻撃する特殊技の名前は次のうちどれ? さよならティンク ティンクはエトナのぶっ殺すリストの何番目にリストアップされている? 42番目 登場するアデルのパパの本名は? パパ 登場する、くのいちの雪丸。彼女の出身地はどこ? 雪しらべの里 登場するティンクのカエルに変えられる前の姿は? 美少年 登場するティンクの悪しき人格を封印する呪文は? ドラーク・ティンク・マハラーク!! 登場するニセゼノンの魔力の源は? 人間の良心 登場するハナコの夢は? 魔神になること ニュースに登場するウサギの耳は何話でかじられた? 第六話 ヒロイン「ロザリンド」の声を演じた声優は? 田村ゆかり プリニーが暗黒議会で提案する議題はどれ? もっと活躍したい プリニー達から兄貴と呼ばれていたのは誰か? 斧雪 マジックナイトをキャラメイクする為に可決しなければならない議題は? グラマー美女を作りたい 水の上位魔法、オメガクールを唱えると出てくるキャラクターは? 預言者プラム ロザリンドが覚える、味方の能力をUPさせる特殊技の名前は次のうちどれ? よきにはからえ 「魔界戦記ディスガイア3」 アイテム凶室の議題の一つ、「攻撃射程を上げたい」を開くのに必要なマナは? 5000 アイテムには3つの「ランク」が存在する。レジェンド、レア…あと1つは何か? コモン アイテム「マジックハンド」で盗めないものは次のうち、どれ? 怒り アサギが覚える魔ビリティー「ヒロインドリーム」の効果は? マップ上にいる男性キャラ数x5%能力UP 委員会「帰宅部」にキャラを所属させると、どのような効果がある? 特に効果は無い 委員会「持ち上げ研究会」にキャラを所属させると、どのような効果がある? 二段投げが可能になる 委員会「隅っこ同好会」にキャラを所属させると、どのような効果がある? 凶室の隅に配置すると取得経験値UP 委員会「メガネっ娘愛好会」にキャラを所属させると、どのような効果がある? 購買部でメガネが販売される 委員の好感度で「やや好意的」の次の好感度は何か? 好意的 委員の派閥でバキエル会の対立派閥は次のうちどれか? 対立派閥はない 英語版で設定項目「メッセージ表示速度:速い」にあたるのは? Cheetah オープニングに登場したマンガで、勇者の放った必殺技は? 真・封魔聖烈神 キャラクターのレベルの最大値は? 9999 キャラメイク時に、素質タイプが最低のキャラは何と呼ばれる? どうしようもないクズ ゲームソフト「魔界戦記ディスガイア3」(通常版)のパッケージに書かれている品番はいくつ? BLJS-10011 個人差はあるものの何時間遊べることになっているか? 4,000,000時間 サファイアの初登場シーンのセリフは? ああ!遅刻じゃ、遅刻。 じいやの初登場時のセリフは? ほっx5。 ジオエフェクト「絶対領域」の効果は? 無敵、持ち上げ禁止、進入禁止 邪悪学園にいる「アタック兄弟」。長兄は誰? ゴザンス 邪悪学園に存在するトイレの数は? 666個 邪悪学園の生屠が洗脳によって不良になったときに流行った髪形は? 七三分け ジャンプ力が35あるキャラクターは次のうち誰か? 覆面ヒーロー 主人公、マオ。目玉焼きは、何派? ソース派 第一話でマオが試した勇者の力は、何に匹敵する威力? デブ80人分の湿度 第一話でマオの語った、父親を倒す理由は? ゲーム機とソフトを踏み潰した。 第一話の予告に登場した謎の女が実行した作戦名は? プランD 第三話オープニングでマオが最初に言ったセリフは何? ……ニセ勇者よ。 第三話に登場した凶育委員長の語尾は? ざます 第四話の次回予告で紹介された最終話のタイトルは? 魔界女子高生戦記マオ タワー攻撃の射程を3にするには、何人以上でタワーを組む必要が有るか? 5人以上 チャンプル先生が料理の中から登場した時の掛け声は? ふんぬはぁーーーーーっ!! 追加希望キャラクター投票で見事1位に輝いたのは誰? プラム 登場した応援師。彼女たちが信仰する美と豊穣の女神の名前は? プリンパス 登場するアクターレが覚える魔ビリティー「芸風チェンジ」の効果は? HPとSP、ATKとINTの値が入れ替わる 登場するアクターレが覚える魔ビリティー「バラエティ根性」の効果は? HPが25%以下の時、無属性特殊攻撃を無効化 登場する「アムルテン」の基本購入価格は? 300,000,000 登場するアルマースの本名は? アルマース・フォン・アルマディン・アダマント 登場するアルマースは、自称勇者になる前はなにをしていた? 近衛兵 登場する「エリンギャー」の種族名は? 珍茸族 登場する凶育委員会の本拠地はどこ? 悶侮省 登場するサファイアの趣味は? 地獄突き 登場するサファイアの特殊技のひとつ「レジェンドホワイト」を使うと登場するモノは? ユニコーン 登場するサファイアの目の中には何が描かれている? 星 登場するチャンプル先生は何の達人? 強火流混沌派厨房拳 登場する「トイブレード」の基本購入価格は? 80 登場する派閥「アルラウ会」に対立する派閥は? ニワトリ会 登場する武器「黄金の弓」の説明文として、正しいものはどれ? よく万引きの被害にあう弓。仕方ないよね 登場する武器「鬼切り丸」の説明文として、正しいものはどれ? こりゃかなわんわい By鬼 登場する武器「断鉄剣」の説明文として、正しいものはどれ? 少なくとも鉄よりは硬い素材で出来ています 登場する武器「トイブレード」の説明文として、正しいものはどれ? 予想を上回る弱さです 登場する武器「ナイトソード」の説明文として、正しいものはどれ? あえて言おう、普通であると 登場する武器「悶絶掌」の説明文として、正しいものはどれ? ~~~~~~ッ!! 登場するフロンが覚える魔ビリティー「愛フィールド」の効果は? 味方に対する即死効果を無効化する などに同封されているアンケートに答えると特典がある。その内容は? 季節のご挨拶が届く 偽ベリルが屋上で行おうとした行為は? UFOを呼ぶ 日本一ソフトウェア公式通販の「魔界戦記ディスガイア3」カテゴリに登録されている商品は次のうちどれ? プリニー湯呑・夫婦セット 日本一ソフトウェア公式通販の「魔界戦記ディスガイア3」カテゴリに登録されていない商品は次のうちどれ? プリニーポーチ&ディスガイア巾着 「粘泥族」が魔チェンジした時に変化する武器の種類は? 剣 ビッグスター様が覚える魔ビリティー「フッ、美しさは罪だな」の効果は? 隣接する味方女性ユニットの能力が20%UP 武器「テニスラケット」に付いている特殊なイノセントの効果は? 反撃回数+5 舞台、邪悪学園に実際に存在する部屋は、どれ? 家諦科調理室 舞台、邪悪学園に実際に存在する部屋は、どれ? 死聴覚室 舞台、邪悪学園で最も優秀な生屠「筆頭」を決めるイベントは、どれ? 生屠会戦鬼世 プリニーが覚える魔ビリティー「単価一円」の効果は? 保嫌室での回復費用が1ヘルになる 北米版のタイトルは? Disgaea3 ホームルーム議題「社壊見学に行きたい」を可決したときの効果は? 次のステージでボーナスゲージの初期値が3になる ホームルーム議題「襲学旅行に行きたい」を可決したときの効果は? 次のステージで最初に撃破した敵からの経験値が3倍になる ホームルームに登場する伝説の委員の「赤シャツ先生」の発言力はいくつか? 100 ホームルームに登場する伝説の委員の「スカーレット先生」の発言力はいくつ? 20 ホームルームに登場する伝説の委員の「リー先生」の特殊能力は? 委員をマヒ状態にする 魔王であるオヤジを倒したいマオ。そのために何になろうとした? 勇者 マオが持っているゲームは「超勇者クエスト」と「超勇者ファンタジー」と「超勇者の栄光」と残り1本は? 超勇者の伝説 マオにカッコイイ生き様をマネされると困るラズベリルがとった解決方法は? 話し合いで解決 マオを説得したアルマースに狂子がお礼としてあげようとしたものは? 首吊りマフラー 魔界の不良としてふさわしい行動は次のうちどれ? ボランティア清掃活動 「魔チェンジ」のチュートリアルを見ない場合の選択肢の文章は? もちろん知っている 勇者になる決心をしたマオ。どのようにして勇者になろうとした? 勇者を捕獲し、その称号を強奪する 勇者のパワーの7割を占める謎のエネルギーは? 愛 ラズベリルが初めて登場したときのセリフは? こそっ……。 ラハールを仲間にした場合の初期レベルはいくつか? 1500 魔界戦記ディスガイア Portable 天界にもプリニーが居るという。彼らの給料はどれくらい? 0円 追加シナリオ「エトナ編」で本当にフロンがなるものはどれ? ジャスティス フロン 「魔界戦記ディスガイア4」 アイテム界では希に何かが殴り込みに来ますが、何がくる? 界賊船 新たに追加された汎用キャラと言えば? 陰陽術師 暗黒議会で登場する「ドラゴン党」の好物は何? 筋肉 イノセントの『あたまいい屋』の効果は? アイテムのINT・SPDにボーナス値が加算される 閣僚任命でネットワーク要素に関連していないのは次のうちどれ? 凶育大臣 起動時に表示されるプリニーは操作が可能ですが、次の内できない事はどれ? 叫ばせる キャラクター達のグラフィックスが進化しましたが、どう進化した? 高解像度化 拠点は周りに何かが流れていますが、何が流れている? 熱々の溶岩 限定版で付属していた物は? フーカのフィギュア 公式WEBサイトにて実施された、ランダムネーム募集の応募総数は? 15629件 公式WEBサイトにて、ネーム募集されていなかったものとは? 武器ネーム 使用されているディスク規格は? Blue-ray Disc 新機能「界賊デュエル」で勝利時に獲得できない物は? イワシ 新機能「拠点エディット」で配置できない物は? イワシ 新機能「マップエディット」で配置できない物は? イワシ 存在しない『界』は次の内どれ? モンスター界 第4話の題名は次のうちどれ? エミーゼルの死 追加された驚きの新要素とは? モンスター同士が合体!『怒ッキング』 登場するアクターレ、彼が初めて登場したタイトル次のうちどれ? 魔界戦記ディスガイア2 登場するアクターレは地獄で何をしていたか? 地獄の監獄長 登場するヴァルバトーゼが使用できる『暴帝・フルークフーデ』の属性は何か? 星 登場するヴァルバトーゼの現在の仕事内容は? プリニー教育係 登場するヴァルバトーゼの好物と言えば? イワシ 登場するヴァルバトーゼは、過去に何と言われて恐れられていたか? 暴君ヴァルバトーゼ 登場するエミーゼルが持つ魔ビリティーの『コンセントレイション』の効果は? 単体への魔法攻撃のダメージが50%アップ 登場する風祭フーカの固有技ではないのは、次のうちどれ? プリニーカイザーX 登場する風祭フーカは、何故あんな服装をしているのか? プリニーの皮不足が原因 登場する風祭フーカはまだ学生ですが、何の学生? 中学生 登場する邪シンボル「防衛城塞」はどんな役割を担っているか? 「かばう」が使用可能になる 登場するデスコが持つ魔ビリティーの『三段形態』の効果は? HPが3分の2以下、3分の1以下となるごとに能力20%アップ 登場するデスコは何をするために生まれた? ラスボスになるため 登場するフェンリッヒが使用する『双凄狼牙拳』の取得条件は? レベル32で取得 登場するフェンリッヒはいつもジャケットを着ていますが、その色は? 赤色 登場するブルカノ(?)は悪魔たちに何と言われているか? 業欲の天使 日本語版「魔界戦記ディスガイア4」の発売日はいつ? 2011年2月24日 汎用キャラの最高ランクはいくつ? 6 武器の『拳』の中で、一番ATKが低いのは次のうちどれ? なべつかみ マップでは『オブジェクト』が登場する事があります。その中の一つの『巨大きのこ』の効果は? 投げつけると味方モンスターが巨大化する ラウンジオープン時に販売が開始されたポータブルアイテムの名称は? てくてくプリニー 「~ラウンジ」がリニューアルオープンする以前のラウンジ名称は何か? 魔立邪悪学園&マオの部屋 注意事項 コメント欄 ※掲載情報に関するコメントはこちらへどうぞ(スパム防止のため、URLの投稿は禁止しています)。 ※Wiki編集方法が分からない方は、こちらか情報提供板へ情報をお寄せください。文章体で書き込んで頂けると、Wikiへの反映もはやくなるかと思います。 ※攻略等の質問は質問掲示板へどうぞ。 名前 コメント すべてのコメントを見る リワード漁りにすかいくりーなーやってたらコツはわかった 中央から消していけばあとはなんとかなるね あと下手に動くと予測弾道に入るから所々止まるなりして弾道を変えさせるしかない 一応それでレベル2は通った 3はわからん -- (名無しさん) 2014-10-18 17 58 32 □ボタンでアクセル加速出来ませんR2ボタンだけ対応してます -- (名無しさん) 2014-07-14 12 25 18 クエストが「悪魔降臨」から進みません。 -- (匿名希望) 2014-07-02 19 01 58 少し訂正します。前日のボーナス、土日0の付く日が貰える条件20から25秒以内は確定ですが、当日のボーナスがもう一度貰える事に何か条件が有るようです。 -- (MLG42822) 2014-06-16 00 06 20 0時過ぎてまだ「0の付く日のキャンペーン」のテロップの流れている内にボーナスを貰うとすこやかアンプル小が貰える。テロップ更新時間は、0時から20~25秒後の間。11日に確認しました。すぐにはその日のボーナスは支給済みになり貰えませんが、後で行くともう一度その日のボーナスを貰えます。これは余談。 -- (MLG42822) 2014-06-11 00 09 54
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魔界戦記ディスガイア4 ストーリー 概要 評価点 賛否両論点 問題点 その他つっこみどころ 総評 余談 魔界戦記ディスガイア4 Return 概要(Return) 評価点(Return) 問題点(Return) 総評(Return) 魔界戦記ディスガイア4 【まかいせんきでぃすがいあふぉー】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション3 メディア BD-ROM 1枚 発売・開発元 日本一ソフトウェア 発売日 2011年2月24日 定価 7,140円(税込) レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 魔界戦記ディスガイアシリーズ ストーリー 魔界の底辺にある刑務所“地獄”ここは罪を犯した人間の魂を加工し、下っ端悪魔の“プリニー”として出荷する施設である。今、その地獄の真ん中で、プリニーの教育係を務める吸血鬼・ヴァルバトーゼが怒りに拳を固めていた。彼が手塩にかけて教育してきたプリニー達が、出荷の目前に突然拉致されたのだ。「おのれ……、許さんぞッ!このままではプリニーどもとの約束が果たせないではないか!」ヴァルバトーゼには彼なりの美学があり、約束や契約を守ることを信条としている。プリニーと交わした「イワシを与える」という約束をなし崩しにされては黙っていられない。彼に付き従う狼族の青年・フェンリッヒの情報によると、どうやらこの騒動は地獄を管理する者、地獄を統括している“魔界政腐”のたくらみによるものらしい。「イワシの約束を果たすまではたとえ政腐だろうと大統領だろうとプリニーどもに手出しはさせん!!」プリニーとの「イワシの約束」を果たすため、ヴァルバトーゼたちは魔界政腐からのプリニー奪還作戦を決行!横暴な政腐の行いを正すため、かつて暴君と呼ばれた吸血鬼が行動を開始する。(公式サイトより引用) 概要 日本一ソフトウェアの看板タイトルであるディスガイアシリーズの第4作目。キャラクターデザインは原田たけひと、楽曲は佐藤天平が担当。 ステータスは前作『3』と同様9999万まで強化可能(HP、SPは10億以上も可能)、千単位でレベルアップ、ダメージ一億超えなど、膨大なやり込み要素と凄まじいインフレが売りのSPRG。 最大の特徴は精巧に描かれたキャラクターグラフィック。それまでドット絵だったキャラクター達が、高解像度のイラストになって登場する。 また自分だけのマップを作成し配信できる「マップエディット」や、界賊団を組織し他のユーザーに殴り込ませる(あるいは助っ人にさせる)「界賊エディット」など、本格的なオンライン要素が追加された。 ストーリーは政治をテーマにしている。主人公のヴァルバトーゼは大のイワシ好きで、次回予告は彼のイワシ講座になっている。 評価点 キャラクターグラフィックの3D化 グラフィックが大幅に強化され、キャラクターの動きもより多彩となった。 本作のメインキャラだけでなく、過去作や他作品のキャラクターもDLC・隠し要素として高解像度で登場する。特にDLCによる新キャラ参戦はファンを大いに盛り上げた。 3Dとは言っても、2D風に作られた3Dであり前作までのファンも安心して入り込めるようになっている。ある意味、2DドットRPGの3D化において理想の形とも言える。 「魔チェンジ」システムの改良 前作では「変形合体」を彷彿とさせる事から虜になったファンも多い「魔チェンジ」システム。だが育成が進むと逆にステータスが下がるなど調整の粗いシステムであった。 本作では「魔チェンジ」での能力強化量が増え、また装備武器の能力値も受け継がれるためより使い易くなった。特定の条件を満たせば「魔チェンジ」の二刀流も可能である。 汎用キャラクターのボイスパターンの追加 1つの職業につき3種類用意されている。 これにより、汎用キャラクターの性格を選べるようになり、キャラクターにより愛着が湧くようになった。 難易度の上昇 前作よりも本編の敵の強さが上がっており、(寄り道なしのプレイなら)より歯ごたえのある戦闘を楽しめるようになった。 隣接キャラのダメージを肩代わりする「かばう」や、自動で追撃を行う支援攻撃など、戦略性も増している。 アイテム界やレベリングで育成しすぎるとバランス崩壊するのはこれまで通り。 充実したオンライン要素 オンラインを通じてやり込みを自慢できる。自軍の最強キャラを配置した腕試しマップを作ったり、倒させる気ゼロの最強界賊団を作ったりなど。 ジオエフェクト、ジオブロックも自由に設定可能。1ターン以内にクリアしないとゲームオーバーのパズルマップ、攻撃回数がビックリするほど増える稼ぎマップなど色んなものが作成できる。 他人が作ったマップをプレイするのも面白い。特に上位のマップはいずれも高難易度で、本作の隠し要素よりも歯ごたえがある。 さらなるダメージインフレ シリーズが出る度にダメージ量が上がってきたディスガイアシリーズだが、「マップエディット」システムの登場により、ダメージ量を増やすのに適したマップの作成が可能となり、さらにダメージ量が上昇した。 本作では100兆ダメージでダメージ量がオーバーフローするのだが、オーバーフローしなかった場合の理論上は1該ダメージを超える事となった。 メイキングの自由度が高い 本作に限らず、ディスガイアシリーズは総じてキャラメイクの自由度が高い(過去シリーズ共通)。 名前を好きなタイミングで変えられるなど言うに及ばず、男女異なる職業間、果ては人間から魔物へも転職することが可能(*1)。 本作では性格選択により、戦闘中のボイスだけでなく、拠点でのセリフも変化。今まで以上に愛着がわくようになった。 今回は装備適性が全キャラ、最大値の300%まで成長させられるようになった。そのため、この手のキャラ(メイク)ゲーにありがちな「このキャラのグラは好きだが弱いため、泣く泣く他のキャラを育てる」ということが無いようになっている。 拠点エディットにより、箱庭を作る感覚で楽しめる要素が増えた。 施設を近距離において利便性を増やすほか、本作のバトルステージを利用することも可能。また、『2』のホルルト村や『3』の凶室など過去作の拠点フィールドも使用することができるため、過去作のプレイヤーだと更に楽しめるようになっている。 上述の汎用キャラクターを自由に置ける。また、置いたキャラによりセリフが変化するため、何度でも楽しめる。 以上のように、単に強さを求める以外の「やり込み」要素も充実している。 ヴァルバトーゼの魅力 己の信念や悪の美学を貫く 自称ダークヒーローアクターレよりも ダークヒーローテイストあふれるかっこよさ、悪魔とは思えない純粋さ、そこからくる強烈なキャラクター性からユーザーからは本作が発売されて12年以上たった今でも根強い人気がある。 公式の人気投票でもほとんどが好成績を収めているのもそれを裏付けている。 特にディスガイアRPGと二十周年記念の公式人気投票では、シリーズの顔といえるラハールを抑えての一位を獲得するという快挙を成し遂げたほど。(*2)(*3) そんな彼が物語で堕落した政腐を相手に己の信念を曲げずに暴れまわり完膚なきまで叩き潰すのは非常に痛快この上ない。本作のテーマの一つである(反逆)を見事に体現している。主人公が活躍する爽快感という意味では間違いなく本作はシリーズトップクラスといっていいだろう。 全体的に印象に残りやすいBGM 特に、フーカとのボス戦で流れる「You Go Girl」は 歌詞のほとんどが音楽に合わせて「ラ」を連呼するだけ という「お願いだから歌わないで」(*4)を彷彿とさせる強烈な電波ソングであり、フーカの電波じみたキャラクター性もあって脳裏にこびりついたプレイヤーも多かったはず。 賛否両論点 修羅の解禁条件が理不尽 『2』から導入された敵のステータスが著しく強化されるモード。難易度が高いが、レベル上げがし易い・強いアイテムが手に入るといった恩恵がある。 解禁条件は「PフロンガーX」という界賊船のパーツを全て集めること。一見すると難しい条件には見えないが、「PフロンガーXボディ」というただ1つのパーツが、一部のプレイヤーに大変辛い思いをさせている。 そのパーツをドロップするにゃんこ界賊団の出現確率が非常に低いのである。運の良いプレイヤーは割とあっさり入手できるのだが、そうでないプレイヤーは何時間ギブロ(後述)を続けても出ない。 そのため、この仕様は一部のプレイヤーから酷く嫌われている。 終盤のギブロ地獄 「ギブロ」とはギブアップ&ロードの略で、ランダム性の強い場面をソフトリセットを駆使して何度も繰り返し行い、自分の望む結果が出るまで粘る作業のこと。 本作で「究極」を目指そうと思った場合、ありとあらゆる場面でギブロを要求される。ギブロだけで数時間かかるケースも(上述のパーツ集めは下手すれば2~3日かかる)。 上述したパーツ集めのためのギブロ、アイテム界でレベルスフィア(*5)がたくさん出るまでギブロ、イノセントタウン(*6)が出るまでギブロ、ボスの装備がレジェンド(*7)になるまでギブロetc…。 完璧に拘らないプレイヤーにとってはそこまで気になる点ではないが、そうではないプレイヤーにとっては非常に面倒な要素である。 不満の声が多かったのか、後にリリースされた『3Return』『D2』ではギブロを要求される場面がかなり減っている。 汎用キャラクターの減少 3D化の弊害であるとも言えるが、前作から職業の数が減っている。好きだった職がなくなったことを嘆くファンも。(*8) 一応人気が高い職業はほぼ収録されているが、キャラクター育成が魅力のシリーズだけに残念な点である。 オンラインを利用したねこばば(アイテム増殖)について ねこばばとは『3』で登場した要素のこと。撃破した敵のアイテムを低確率で入手(コピー)できる。強化済アイテムを容易に増殖できることから賛否が分かれ易い。 このゲームには、自作した界賊団を他のユーザーのアイテム界に出現させることができるシステムがある。 このオリジナル界賊団の装備は盗めないようにされているのだが、設定ミスなのかねこばばを使った増殖はできてしまう。つまり、十時間以上かけて作った超性能の装備をコピーされてしまうのである。 短時間で戦力を強化することできるので、ゲームとしての寿命を大幅に縮めてしまう可能性が高い(*9)。 増殖された側からしても、苦労して作成したアイテムを他のプレイヤーにオンライン上で我が物顔で使用されてしまうのは面白くない。 一方で、問題点の項にて述べられているギプロのひとつ(それも、かなり面倒くさい)を解消するメリットも持ち合わせており、ストレス低減にもなる。また、時間の限られている人や社会人にとっては、他のやり込み要素に時間を回すことができるため、ありがたい一面もある。 問題点 バグ 日本一ソフトウェア作品の悪い伝統で、バグが多い。 現在はバージョンアップにより、大半のバグは修正されている。 ただ、修正パッチによって一時的にフリーズが発生するようになったことはある(現在は修正済)。 倉庫の使い難さ シリーズ全体の問題点で、倉庫のウィンドウが一列分しかなく、ソート機能も使い難い。 + モールス信号発信機による決め打ちオンラインねこばば ※現在はパッチで修正済 現在はバージョンアップによって修正されているが、発売当時はモールス信号発信機と、先述のねこばばとの組み合わせが問題視されていた。 「モールス信号発信機」とはオンライン対戦で撃破した相手の界賊団を、一度だけ自分のアイテム界に助っ人として呼び出すことができるアイテム。 モールス信号で呼び出す → ねこばば、の繰り返しで簡単にアイテム増殖ができてしまっていた。 メインキャラクターの強弱のバランスが悪い 特にやり玉に挙げられるのがデスコとフェンリッヒ。 デスコはお手軽に火力を上げられる魔ビリティーがある上に、固有技のどれもが射程が長く複数の敵を攻撃できるので非常に強力な強キャラである。一応移動力と防御力が低いという弱点があるが、上記の強みに加えて装備品で十分フォローできるので弱点足りえていない。 フェンリッヒは逆に魔ビリティーと固有技、武器技のどれもが扱いづらく弱キャラ一直線の性能になってしまっている。さらに耐久面においてはほぼ完全な上位互換と言えるフーカがいるのでなおさらである。(*10) デスコほどではないが、ヴァルバトーゼの強さもやや極端である。 敵を倒せば倒すほど強くなる魔ビリティーや、射程は短いものの攻撃範囲が広い上に一部は申し訳程度とはいえ体力回復効果を持つ固有技などこちらもかなり高性能な強さである。 その他つっこみどころ DLC購入で加入する日本一ちゃんの魔ビリティーに「ぺたんこ同盟(同エリア内のぺたんこ(つまり貧乳である)キャラ数分能力アップ)」なるアビリティが存在する。まさに、「貧乳はステータスだ!」を地で行く設定。 ぺたんこに該当するかどうかはキャラ・職業ごとに決められているが、デスコがぺたんこなのに対し、デスコと瓜二つであるデスゼットにはぺたんこ属性がないという重大なバグ設定漏れがある。 なお、キャラグラ上どう見ても「なさそう」なルチルやナギにもぺたんこ属性はない。 また、このアビリティの存在のあおりを受けてか、女性キャラの貧乳キャラ率が3と比べて高くなっている(*11)(*12)。 総評 強化されたグラフィックやさらなる追加要素により、さらに完成度が上がっており、イワシ閣下の愛称で親しまれる主人公「ヴァルバトーゼ」の人気も高い良作シミュレーションRPGである。 ここ数年『ドラグナーズアリア』『Let s 全力ヒッチハイク!!!!!!!!!』『ラストリベリオン』(*13)などKOTYレベルの作品を発売する事も多かった日本一だが、本作によりその汚名返上に成功したと言える。 余談 「魔除けとして重宝されるイワシが弱いはずがない(=強い)」という理由から、本作のイワシは「魚強」という漢字で統一されている。 『ラストリベリオン』を自虐したネタが同名の高性能な拳武器として登場。 上記の通り主役のヴァルバトーゼの人気が高い。そのあまりの人気ぶりから抱き枕カバーまで発売されている。 本作のフーカ&デスコ編を最後に次回作から他のキャラが主人公を務める番外編が出なくなってしまった。(過去作のリメイク版は除く)理由は定かではないが、次回作以降、DLCの値段がどんどん上がってきているのでおそらく予算が足りないのが理由だと思われる。 魔界戦記ディスガイア4 Return 【まかいせんきでぃすがいあふぉーりたーん】 ジャンル 史上最凶のシミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション・ヴィータNintendo Switchプレイステーション4 発売元 日本一ソフトウェア 発売日 【PSV】2014年1月30日【Switch/PS4】2019年10月31日 定価 【PSV】5,980円【PSV・DL版】5,143円【Switch/PS4】4,980円 判定 良作 概要(Return) PS3版のPSVへの移植作品。新シナリオ「タイムリープ編」の追加、PS3版のDLCを全て実装、ゲームバランス調整などの変更点がある。 『魔界戦記ディスガイア3 Return』のセーブデータと連動させると、同作のキャラクターであるルチルとステラが仲間になる。 もちろん3Dグラフィックで登場する。『3Return』経験者にはとても嬉しい要素。 評価点(Return) ディスガイア移植作品恒例の、遊びやすさのさらなる向上。 PS3版で評判の悪かったランダム要素の強さ(ギブロ地獄)が大きく緩和された。それまで苦痛でしかなかった箇所がなくなり、ファンには大いに喜ばれた。 『ディスガイア D2』で好評だったチート屋(*14)、誠意を見せる(*15)などのシステムが導入され、より遊びやすくなった。 『3』から登場した「ねこばば」について、本作ではバトルスーツの固有技『暴走』による第三勢力化を活かしたねこばば(通称「暴走ねこばば」)が非常に効率がよく、ますます快適にやり込みできるようになった(*16)。 アイテムについて、好きなタイミングで名前を変えられるだけでなく、外見も変えられるようになった。 『4』や『3Return』でも名前の変更は可能だったが、外見はアイテム界でしか変更ができないため、育成が完了したアイテムの外見は変更することができなかった。 ゲーム終盤における、お金(ヘル)の価値向上 ランダムダンジョンからの脱出用アイテムについて、従来は非売品だったが、本作ではとある条件を満たすと購入できるようになる。 このアイテム、究極の育成においては大量に必要となるため、この仕様はありがたいのだが、1個あたり1兆ヘルと、RPGとしてはあり得ない価格設定。とはいえ、過去作で問題となっていたお金の無価値化を解決し、終盤でもお金を有意義に使うことができるようになった。 タイムリープ編について 後述の通りストーリーの出来はあまりよくないがエンディングに流れる(Forever Flight)は評価が高い。歌詞の内容はアルティナのヴァルバトーゼに抱く思いがつづられており、二人の関係が好きなファンには感涙ものである。だからこそ、タイムリープ編のストーリーをよくしてほしかったといえるのだが・・。 また、タイムリープ編クリア後は、シスターアルティナを使えるようにする議題が出てくるのだが、 この議題はヴァルバトーゼでしか始めることができない 。ヴァルバトーゼとアルティナの関係を考えると中々ニクイ仕様と言える。 フェンリッヒの性能が改善された 具体的には、一部の魔ビリティーの性能が向上している。これにより、ヴァルバトーゼと併用して戦うようにしておけば強みを発揮できるようになった。 問題点(Return) 凄まじい量のバグがある(PS3版より酷い)。またネットワーク機能を利用すると、アイテム界や暗黒議会でフリーズすることがある。 バグは技を使ったら場外に吹っ飛んだ、アイテム界で全滅したらエンディングが流れた(通常は拠点に戻されるだけ)、強化した特殊技がいつの間にか強化前に戻っていたなど。 アップデートでいくつかは修正されたが、それでもかなりの量が残っている。 フリーズはチート屋でネットワーク機能をオフにできるため回避可能だが、せっかくのシステムが台無しになっている感じは否めない。 ダメージバランスが再度悪化した。 前作『3』では弱すぎた攻撃魔法だが、『3Return』では改善され、特殊技と同等まで強化倍率が引き上げられた。 しかし、何を考えたのか今作で再び魔法が弱体化(強化倍率が『3Return』の半分に)。 オリジナル版の『4』と比べると倍率は変わらないが、時系列では『3』→『4』→『3Return』→『4Return』の順であるため、悪化したといえる。 『3Return』にはなかったペタ魔法(テラ魔法の1段階強化版)が追加されたが、威力は従来のテラ魔法と変わらないためフォローされたとは言えない。 タイムリープ編について 本作の目玉として紹介されたタイムリープ編だがはっきり言ってストーリーの出来があまり良いとは言えない。 まず初めに、ストーリーの出だしがフーカとデスコが謎のアイテムを見つけて過去にタイムスリップするところから始まるというもの。ストーリーの出だしとしては無理があると言わざるをえない。またこのアイテムが一体何なのか、なぜ存在しているのかは最後まで明らかにならない。暴君ヴァルバトーゼ編のように過去を知っている人(ヴァルバトーゼとか、アルティナ)に聞くところから始めるほうが出だしとして自然な気がするのだが・・。 またPVではヴァルバトーゼとアルティナの過去が明らかになると宣伝されていたのだが、その二人の絡みも物語終盤になってからである。しかもそこまで詳しく描写されていない。そもそもの話、上記の通りフーカとデスコ(+ナギ)という本来なら過去の二人にかかわるはずのない人物がかかわってしまっているためタイムパラドックスが起きてしまっている。上記の宣伝に矛盾が生じる。 新キャラクターとして出てきたナギ・クロックワークも好感を持ちづらいキャラになっており評価はよくない。公式では(頑張り屋でしっかり者)と書かれているのだが、ゲーム内ではヒステリックで自分勝手かつワガママな面が目立っている。またうかつな行動をとって周囲に迷惑をかけるシーンもあるため、とてもじゃないが頑張り屋でしっかり者には見えない。また、本作ではナギを話の中心として物語が進んでいくので、本来のキーパーソンであるはずのヴァルバトーゼとアルティナの印象と活躍を食ってしまっている感が否めないのも低評価の理由である。 総評(Return) 「据置機で発売 → 携帯機でリメイク」の流れは初代からの恒例であり、その度に最新作の便利システムや携帯機ならではのお手軽さを加えた傑作に仕上がっている。 本作においてもそれは例外ではなく、当時最新作であった『D2』から便利さを取り入れ、かつ強化されたグラフィック等はそのままに再現されており、劣化点も見当たらない。 携帯機用ディスガイアとしては最高傑作といっても過言ではない一品。
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魔界戦記ディスガイア3 ストーリー 概要 ゲームシステム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 魔界戦記ディスガイア3 Return 概要(Return) 評価点(Return) 問題点(Return) 総評(Return) 魔界戦記ディスガイア3 【まかいせんきでぃすがいあすりー】 ジャンル 400万時間遊べる史上最凶のシミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション3 メディア BD-ROM 1枚 発売・開発元 日本一ソフトウェア 発売日 2008年1月31日 定価 7,140円(税込) レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 魔界戦記ディスガイアシリーズ ストーリー 魔王城の一室。ホルマリンや剥製などが並べられた研究室のような自室で、マオは一心不乱にマンガを読みふけっていた。マンガは超勇者が極悪魔王を打倒するストーリー。読み終わった後、マオは一大決心をする。「我は今日から勇者になるぞ!」仮にも魔立邪悪学園の理事長でもある魔王の一人息子が”勇者”になろうとは一大事。しかし、オヤジを倒すことを目標としているマオは”魔王を倒すのは勇者と相場は決まっている”という論理で、勇者になるための力を手に入れようと考える。付き人のじいやの助言を得たマオは、勇者を捕獲して、その力の謎を解き明かそうとするのだった。(魔界戦記ディスガイア3 公式サイトから引用) 概要 やり込み要素の豊富さから話題を呼んだ魔界戦記ディスガイアシリーズの第3作目。発売・開発元の日本一ソフトウェアの初PS3参入作品でもある。 本作は「学園」がテーマになっており、魔王は学園の理事長、主人公は学園一の優等生、暗黒議会はホームルーム、といった風に登場人物の肩書きやシステム名がテーマに合わせて変更されている。 加えて舞台が魔界ということで、価値観が人間界のそれと逆転しているという設定になっている(例:いい子は不良、悪い子は優等生)。 『2』のウェポンマスタリーシステム、前科システムが廃止され、新たなやり込み要素として「学級界」が追加された。転生・アイテム界は従来通り。 発売当時はバグの多さが問題視されていたが、現在そのほとんどはバージョンアップ(2009年9月配信のver5.10が最新)により修正されている。 ゲームシステム 『魔界戦記ディスガイア』と共通している部分は省略する。 ジオブロック ジオエフェクトの戦略性とパズル要素を、より強めたシステム。 ジオパネルとジオエフェクトが一体化したもので、直接上に乗ることでその効果を得られる。 落下や移動などで同じ色のジオブロック同士が隣接するとそれらは消滅する。上手く利用すれば落ち物パズルのような連鎖も可能。 学級界 アイテム界によく似たランダムダンジョン。全10階で、キャラクターの能力や装備適性を鍛えるのが目的。 装備適性は装備品にかかる補正であり、例えばATKの適性が200%だと装備品のATKの数値が2倍になる。 移動力・反撃回数の強化といった暗黒議会の議題のいくつかが、こちらに移動された。 1周にかかる時間は5~10分程度で、暇つぶし感覚で楽しむことができる。 凶室 現実の教室を模したマップにキャラクターを配置することで、様々な恩恵を受けられるシステム。 席替えにより隣同士になったキャラクター達は「お友達」となり、連携攻撃の発生確率が上昇する。 委員会(部活)を設立してキャラクターを所属させ、委員会ごとの特殊効果を得ることができる。 「帰宅部」「風紀委員会」といったまとも(?)なものもあれば、「隅っこ委員会」「正義戦隊」といったふざけた名前のものまである。 凶室内のキャラクター(汎用含む)とは会話が可能で、愛着が沸き易い。 魔ビリティー 「○○から受けるダメージを減少させる」「○○のときステータス+20%」といった、キャラごとの特殊能力を自由に付け替えられるようにしたシステム。 各キャラクター、種族固有で付け替え不可の固有魔ビリティと、レベルアップなどによって習得可能で付け替え自由な汎用魔ビリティの2種が存在する。 例えば主人公のマオは、フィジカルブースト(物理技のダメージ+15%)・マジカルブースト(魔法技のダメージ+15%)という2種類の魔ビを習得可能で、それを状況によって使い分けることができる。 例:前のステージは剣装備+フィジカルブーストでクリアしたが、宝箱からとても強い杖(魔法向け武器)が手に入ったので次のステージは杖装備+マジカルブーストで攻略 汎用魔ビリティーは、キャラ界を利用することで他のキャラクターに継承させることができる。汎用キャラであれば、転生で別種族になることでも異なる種族の魔ビリティを継承可能。 ダメージを上昇させる魔ビリティーで最大ダメージに挑戦したり、ステータスを上昇させる魔ビリティーで全てのステータスを上限に到達させるなど、プレイスタイルの幅を広げてくれる。 評価点 ゲームテンポの向上 移動速度を変更できるようになった。 クリア後の世界を楽しめる「後日談」の追加。隠し要素を楽しむために、いちいち周回する必要がなくなった。 後日談専用のストーリーもあり、本編とはまた違った雰囲気のドタバタ劇が展開される。 『2』で評判の悪かった前科システムが廃止され、『1』のEXP増加屋が復活した。4倍までだった『1』と異なり、いくらでも効果が重複するためかなり効率の良いレベル上げができるようになっている。 最終的には5分でLv1からLv9999にできるようになる。凄まじい勢いでレベルが上がっていくのは爽快。 修羅の国(*1)の条件も緩くなっている。 やり込み要素の強化 やり込み要素のボリュームは『2』以上。キャラのステータスは9999万9999まで強化でき、与ダメージは10億を超える。 学級界の追加により、装備適性上げという新しい遊び方が加わった。 廃止されたウェポンマスタリーのかわりに、イノセントの武器・防具マスタリー屋が追加された。アイテムのパラメータを大きく強化できる。 『2』までのATK強化屋のような数値を上乗するタイプとは異なり、イノセントの数値分だけパラメータを倍化させる(最大の500だと6倍)。 アイテム界のボスことアイテム将軍・大王・神の無限重殺の解禁。ボス撃破→デール(脱出用アイテム)→ボス撃破→デール→…の繰り返しで、アイテムをパラメータカンストまで強化できるようになった。 転生作業も健在。レベル上げと転生を繰り返していくことで、基礎ステータスを上昇させられる。 固有キャラは16体、汎用キャラは45種以上。DLCを除いてもこれだけのキャラクターが作成可能。 魔物型キャラの地位向上 『初代』や『2』で不遇気味だった魔物型キャラは、追加要素と調整により大躍進を遂げた。 自分に向かって投げられたキャラを弾き飛ばす「投げレシーブ」が実装。投げると違いコマンド数を消費しないため、味方を超遠距離の敵陣まで突っ込ませる等戦術に組み込める。 武器に変形する「魔チェンジ」。人型キャラに好みの魔物型キャラを組ませる遊び方ができる。後述する調整不足の問題もあるが試み自体は評価できる。 ウェポンマスタリーがレベル依存でなくなったことで、転生のたびに弱体化する問題が解消された。 人型キャラの魔ビリティー装備数が2つに対し、魔物型キャラは3つ装備可能(うち1つは固定)。 例えば魔法の射程を伸ばす魔ビリティを2種類装備させることで、超遠距離の敵を魔法で狙い撃てる砲台キャラが完成する。 敵をすり抜けられる飛行タイプの魔物型キャラは非常に使い勝手が良く、攻略でもアイテム界などのやり込みでも重宝する。 賛否両論点 やりこみ要素 本作の売りであるやりこみ要素が一方では作業感も伴っているのでプレイヤーを選ぶゲーム性になっている。 キャラクターグラフィック PS3の性能に見合わない「ドット絵」のキャラクターグラフィックには、賛否が分かれる。 過去作を楽しんだプレイヤーからは概ね好評だが、新規や前作からの変化を期待するプレイヤーからの評判は良くない。 ねこばば屋によるアイテム増殖 肉球スティックという武器に付いている特殊イノセント「ねこばば屋」の効果で、アイテム増殖ができる。 増殖できる対象には強化済みのアイテムも含まれている。加えてアイテム増殖と同時にそれに付与されているイノセントも増える。 つまり、無限重殺でパラメータカンストまで強化したアイテム1個を短時間で20~30個に増殖したり、10しかない防具マスタリー屋をMAX(500)まで強化することができる。 これについて、発売当初は「楽ができていい」「むしろ増殖が楽しい」という肯定派と、「チートみたいで嫌だ」「ゲームがつまらなくなった」という否定派で意見が分かれていたが、時間がたつにつれ全体的に肯定派寄りになっていった。(*2)(*3) なお、バージョンアップでも修正されなかった点と、後述の『Return』や続編である『4』に継承された点から、現在では仕様と認識されていることが多い。 ただし、さすがにバランスを壊しすぎたのか、続編の『5』ではバランス調整(複製効率大幅ダウン)が入り、『D2』には継承されなかった。 ダメージバランスが悪い 本作では、特殊技(武器依存の技、魔法、キャラ・職業依存の技)を強化することができ、強化するとダメージ倍率が倍増する(敵キャラの使用する技も同様に、強い敵の技ほど強化されている)。その強化について、ゲーム内では一見、ダメージの倍率が増えているような説明だが、実際は攻撃側の攻撃パラメータにかかる倍率のみ増加しており、防御側の防御パラメータにかかる倍率は1.0倍のままである。そのため、特殊技の強化度合いにかかわらず、防御力や魔法防御力はその数値の1/3の値しかダメージを軽減することができない。 したがって、ゲーム後半になるにつれ、防御力や魔法防御力が高くても技の威力に押し切られることが多い。具体的には、敵の攻撃力が味方の防御力の1/8程度しかなくても、特殊技でダメージを受けてしまう。 上記より、育成終盤においては防御力や魔法防御力は死にステと見做されることも多い(*4)。そのため回避率(SPD)が実質的な防御力であると考えても良い。 ハイパーインフレするディスガイアシリーズでは仕方のないと言えるかもしれないが… また、回避が実質的な防御であり、大技が直撃すれば格下からの攻撃でも致命傷となるのはある意味リアルかも知れないが。 属性魔法のダメージが低い 今作では「マナ」を消費して所持する攻撃スキルを強化(ダメージ倍率を増加)させることが可能になっているが、物理攻撃は最大640%もの倍率に強化できるのに対し各種属性魔法の最大倍率は145%と、500%近くもの差をつけられてしまっている。 魔法は遠距離・範囲選択可能、属性相性を利用することで更にダメージ上乗せと非常に強力であるため、遠距離魔法で難易度が簡単に上下することを防いだのかもしれないが、基本的にタイマンとなる強ボス戦では魔法職は火力不足が顕著となってしまった。 移植版(というか実質完全版)のReturnでは倍率の伸びが大幅に強化され、この問題は改善された。 ストーリー ディスガイアシリーズ自体あまりストーリーを重視した作風ではないのだが、終盤の展開は『1』と並ぶほどの評価を受けている。 特に第7話のイベントは感動したという意見が多い。一見超展開の様にも見えるが伏線はしっかりと張られており、RPGのお約束を上手く利用したシーンであるとも言える。 ただし、シナリオ展開が以下の理由によりわかり辛く、超展開のように見えてしまうことも多い。 物語の舞台について、善と悪が逆転した世界という設定だが、後述のチャンプルー先生など一部矛盾していると思われる設定がある。 マオに訪れる精神の変化について、ココロの銀行という設定や、「ソース派としょうゆ派」等、唐突すぎる例えが分かりにくい。 メインキャラのうち、チャンプルー先生とラズベリルが話をややこしくしている。 2人ともセリフの量が多く、チャンプルー先生は物語の転機の影のキーマンでもある。しかしチャンプルー先生は話す物事全てをいちいち料理にたとえてくるため、テキスト量が無駄に多くなり、結局重要な内容はどれだったのかが埋もれてしまう(キャラ設定としては成功しているが、イベントの見せ方としては失敗している)。 ラズベリルに至っては熱いだけで物語の進行にかかわるセリフは終盤まで殆どなく、その場のムードメーカー。なのに喋る場面は多い。 問題点 新システム「魔チェンジ」の調整不足 魔物型キャラを「武器」に変身させるシステム。ターン制限付きだが、強力な特殊技(魔チェンジ技)を使えるようになる。 ただ、魔チェンジを使用すると装備した側の武器が一時的に消滅する。加えて魔チェンジ武器のパラメータは元となった魔物型キャラのステータス依存なのだが、その割合が低い。 そのためアイテム育成が進むと通常武器の方が強くなり、「魔チェンジを行うとステータスが下がる」という現象が発生してしまう。 出撃可能人数が減る(武器と装備者で2体分になるため)、一定ターン過ぎると武器側のキャラが消滅などのデメリットも痛い。 ただし、一部のキャラはレベルアップの効率アップに大きく貢献したり、とある裏技と組み合わせて驚異的な強さの武器入手が可能なため、全く活用法がないわけではない。本来の活用法とかけ離れているのは問題ではあるが…。 倉庫の使い辛さ ソート機能こそあれど、アイテム表示が一列のみで種類ごとに分割することができず、アイテム管理が面倒。 お金(ヘル)の無価値化 前作『2』も終盤になると店は消耗品購入か、売却ぐらいの用途しかなく、ヘルが余りがちになることが問題視されていた。 本作は前作と比べ、ヘルの使用用途はほぼ同じながら購入できる装備品の上限ランクが下がっている。そのため、ヘルの無価値化が前作よりさらに早いタイミングで発生してしまっている。 隠しキャラ「魔人」のガッカリ性能 本作ではメインシナリオをクリアすると「魔人」という隠し職業の汎用キャラを作成可能になるが、その魔人の性能が残念すぎる。 移動力が3で投げ射程がたったの1。特に投げ射程は、非力な魔法使い系キャラでも最低3はあるのに酷い。 装備品を含めた最終的な能力が、全キャラクター、全職業中で最低。 ディスガイアシリーズにおいて、装備品の性能と、装備適性(*5)がパラメータ全体におけるウエートは非常に高い。千時間レベルのやり込みをしない限り、最終的なステータスの99%は装備品が占めることになる。 しかし魔人は、その装備補正が全キャラクターの、全職業中で最も低い(力は魔法使いと同程度で、魔法攻撃力は戦士と同程度、素早さは重騎士と同程度…)。 利点を挙げるとすれば、属性耐性が高めなのと、習得する魔ビリティーが一部有能であることぐらい。 バグ 今でこそ修正されているが、当初は凄まじい量のバグがあった。 総評 発売当時はバグの多さが大きな問題点であったが、度重なるバージョンアップによりその大半は修正され、同時にレイアウトやシステムが遊び易く改善された。 やり込みに重きを置いたゲーム性は中毒性が高く、作業好きな人なら病み付きになるだろう。ほどよい難易度もそのままで、SPRG初心者でも取っ付きやすい。 腰を据えてじっくり楽しめるRPGを求めている人にはおすすめのタイトルである。 余談 2009年9月17日には『魔界戦記ディスガイア3 ラズベリル編はじめました。』が発売された。オフラインユーザー向けのアペンドディスクで、バグ修正・システム改善の役割も担っている。 ディスガイア3の公式ホームページのキャラ紹介にて、サファイアの座右の銘に「先手必勝」とあるが、これは誤植。正しくは「先手必殺」である。 魔界戦記ディスガイア3 Return 【まかいせんきでぃすがいあすりーりたーん】 ジャンル 1,000万時間遊べる史上最凶のシミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション・ヴィータ メディア PlayStation Vitaカード 1枚orダウンロードソフト 発売・開発元 日本一ソフトウェア 発売日 2011年12月17日 定価 Vitaカード版 6,090円(税込)DL版 5,000円 レーティング CERO A(全年齢対象) 廉価版 PlayStation Vita the Best 2013年4月25日Vitaカード版 3,990円(税込)DL版 3,500円 判定 良作 魔界戦記ディスガイアシリーズリンク 概要(Return) 『魔界戦記ディスガイア3』のPS Vitaへの移植作品。PS3版で配信された全てのDLCを収録。 新しいシナリオとして「テスト争奪バトル編」「初恋!?超不良伝説編」「邪悪学園文禍祭編」「死立魔神学園編」が追加された。 全てフルボイスである(折り鶴の明日禍のみ担当声優が変更されている)。 他にもキャラクターの立ち絵にアニメーションが追加(『4』と同じ)されたり、ゲームオーバーになってもタイトルに戻されないなど、追加・変更点が多数。 評価点(Return) ロード時間が短く、快適にプレイできる。 PS3版のDLCを全て無料で楽しめる。そのボリュームの多さはシリーズ屈指。固有キャラの数はなんと50体以上。 過去作の主要キャラクターがほぼ全員(*6)出演している。加入時の小イベントも加入済キャラクターによって内容が変化する(*7)など、芸が細かい。 ゲームオーバーを駆使したデールの量産、ねこばばの確率上昇など、携帯機向けにやり込みのハードルが下げられより万人向けになった。 新シナリオは本編の出番が少なかったビッグスター様や極上のサルバトーレにもスポットが当てられており、短いながらもキャラクターが好きなプレイヤーにとってはとても楽しめる内容になっている。 凶育指数システムの導入。ゲームを起動していない時間が長かれば長いほど値が増加し、その分だけ獲得経験値・マナに補正がかかる。 ねこばばの確率が上昇したり、神水の効果が上がるといった恩恵もある。ゲームを遊べる時間が限られている人にとっては嬉しい要素。 『4』でキャラメイキング要素の一つであった、汎用キャラのボイス選択も導入。 人気ボイスの1つである女魔法使いの『ぽこん』について、『4』のデフォルトのボイスは初登場の『2』と声色が異なっていたのだが、これにより、初登場の『2』の『ぽこん』ボイスが復活した。 問題点(Return) 中断セーブ機能がない。本体のスリープ機能があるとは言え不便である。 背面タッチパッドを利用したカメラワークの操作が暴発し易いと不評。設定でオフにできるのでプレイの障害になるほどではない。 一部の特殊技演出中に処理落ちが発生する。 属性魔法のダメージ倍率は修正されたが、回復魔法の倍率はそのまま(上限145%)となっている。そのため、育成終盤になってくるとHP回復魔法は決定的な火力不足となってしまう。 ヴァルバトーゼが出演していない。次回作の主人公なのだから当たり前と思うかもしれないが前作のリメイク版(2P)ではその(2P)にとっての次回作の主人公マオが出演していたので人によっては気になることだろう。さらに言えば本作では(4)の登場人物であるフーカとデスコが出演しているのでなおさらである。 そもそもなぜヴァルバトーゼを差し置いて上記の二人を出演させたこと自体が謎である。二人は人気キャラクターなのでそれが理由で出演させたのだと思うが、それなら二人以上に人気が高いヴァルバトーゼはなおさら出演させるべきだと思うのだが・・。 総評(Return) やり込み要素の豊富さと、どこでも楽しめる手軽さ、双方を兼ね備えた良移植作品。ファミ通クロスレビューでは32点・ゴールド殿堂入りという高評価を得た。 整備されたシステムから遊び易く、過去作をやり尽くした廃人はもちろんのこと、シリーズ未経験者・ライトユーザーにも入門用として強くオススメできる。
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魔界戦記ディスガイア PORTABLE(追加された『エトナ編』) part37-367^370 367 :魔界戦記ディスガイアP:2008/03/22(土) 20 00 07 ID tqW3jl2T0 魔界戦記ディスガイアポータブルの「エトナ編」を投下します。 OPで寝ていたラハールを起こそうとしていたエトナだが、うっかりラハールを殺してしまう。 仕方ないので、エトナは自分が魔王になる事を決心する。 遺体を『星の墓場』に埋葬し、適当なプリニーに触角を付けてニセラハールに仕立て上げた。 魔王城の住人は買収済み。 『第一話』 最近勢力を拡大しているバイアス(中ボス)という悪魔を倒しに行き、 こいつが本物だと言ってニセラハールを見せ付けるが、 バイアスは、ラハールの親父である先代魔王クリチェフスコイの転生体なので、当然一発でばれる。 (エトナ達はバイアスの正体を知らない) 結局、勢い任せで倒すも、「今の姿をクリチェフスコイが見たらどう思うのやら」 と言われて、「魔王様ならきっとわかってくれる」と言いながら苦しい表情を見せるエトナだった。 『第二話』 天界から見習い天使フロンがやってきたが、そんなことはスルーして 資金稼ぎの為に成金悪魔のゼニスキーを倒し、財産を根こそぎ奪うエトナであった。 そんなエトナの姿を見て、フロンはエトナを倒す決意を固める。 その影では何者かによる陰謀が動いていた。 368 :魔界戦記ディスガイアP:2008/03/22(土) 20 01 08 ID tqW3jl2T0 『第三話』 エトナは、元魔王の部下の一人だったマデラスに記憶を奪われていて、 それを取り戻すために彼の指示を受けて行動していた。 どこかに隠してある記憶を取り戻すべく単独行動を始めるエトナだったが、 彼女の前にフロンが現れて戦いになる。変な魔導書に操られて暴走するフロンを止めるも そこにマデラスが現れる。ラハールが死んでいたことも全てばれており、 彼はエトナの記憶を破壊しようとする。 そこに、どこからともなく現れたバイアスの高笑いが響き渡るのだった。 第四話』 エトナとフロンは、魔王城で先刻の事を思い出していた。 バイアスは、魔界の王が持つことを許されるという『黒の魔導書』をエサに マデラスと交渉。後日エトナとマデラスで決闘を行なうという事になった。 しかし、そんな約束を守るつもりの無いエトナは、決闘前日に奇襲を仕掛けて 記憶を取り戻そうとする。 そんなわけで、プリニー達の力を借りてマデラスをぶちのめし、 記憶を取り戻すことに成功する。 エトナがトドメを刺そうとしたその時、何者かの手によりマデラスは絶命する。 彼を殺したのは、フロンの上司である天使長ブルカノだった。 大天使の命令で魔界に降りたフロンの存在を目障りに思っていたブルカノは、 神の声といってフロンに嘘を吹き込んで彼女を始末しようとしたのだ。 変な魔導書をフロンに渡し、暴走させたのもブルカノの仕業である。 獲物を奪われたエトナは、フロンと共にブルカノを撃破する。 追い詰められたブルカノは光に包まれて消え去った。 唖然とする二人の前に現れたバイアスは、 『ブルカノは天界に連れ戻され、大天使の裁きを受ける事になる』と告げる。 369 :魔界戦記ディスガイアP:2008/03/22(土) 20 02 39 ID tqW3jl2T0 エトナの記憶は戻った。 クリチェフスコイは、饅頭を詰まらせて死んだのではなかった。 彼は、あらゆる世界を支配しようとする超魔王バールとの戦いに赴き バールを封印する事に成功するが、魔王城に戻ってすぐに力尽きてしまったのだ。 彼はその前にエトナに頼みごとをしていた。命令ではなく、父親としてのお願い。 それは、息子であるラハールを立派な魔王にする事だった。 しかしその約束は果たせない。 そう思って涙を流すエトナに、バイアスはこう告げるのだった。 『ラハールは魔界の次期後継者。あの位で死ぬと思いますか?』と。 バイアスの言うとおりラハールは死んでおらず、『星の墓場』で目を覚ますのだった。 370 :魔界戦記ディスガイアP:2008/03/22(土) 20 12 01 ID tqW3jl2T0 以上で魔界戦記ディスガイアP 「エトナ編」はおしまいです。 おまけなので本編に比べると短いですが、敵のレベルは非常に高いです。 一周目でラハールばっかりに頼っていて、エトナやフリーキャラの育成をサボっていると苦労するので注意。 滅多に無いですが、『詰む』こともあります。 しっかりキャラを育ててから臨みましょう。
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性別 男 年齢 ????歳 身長 165cm 体重 ??kg 好きなもの(こと) 嫌いなもの(こと) 公式 魔界の最下層にある刑務所・地獄でプリニー教育係を務める吸血鬼。 かつては暴君と呼ばれるほど強い存在であったが、シスターアルティナとの約束により血を絶ち、魔力を失った。 魔力を失い、魔界を放浪して行き倒れた所をアクターレに拾われて、プリニー教育係をすることなったようである。 プリニー教育係は力や魔力のない者がする職業。魔物使いですらやりたがらない職業。 どうやら安月給のようで執事であるフェンリッヒから渡された「100ヘル」を大金だと言っていた。 そのため安価なイワシを食べている内に、無類のイワシ好きとなり愛好家となるに至る。 魔力を失っているという設定ながらも、最終兵器であるデスコの攻撃を防いだり、中ボスである中層区の悪魔を歯牙にもかけないこと、恐怖の大王を倒したことから、魔力を失っても並の悪魔以上のスペックを持っている ドラマCD「参上!怪盗3姉妹」において、システーアルティナの診療所の地図を大切に保管していることが発覚した。 ディスガイアD2の後日談に登場 戦いを通してあのラハールも実力を認め、プリニー世話係としてラハール達の魔界へと行くことに為る。 神様と運命革命のパラドクスのエクストラダンジョンに登場。 魔界戦記ディスガイア5においてDLCとして登場 魔奥義【悪夢のツェペシュ】が使用できるようになり一時的に暴君へと戻る事が出来るようになった。 小説 漫画 ゲームでは言及されていないが、吸血鬼族の王といった設定が付け加えられている。 フェンリッヒの魔力が込められたイワシ(通称・魔力イワシ)を食べて、一時的に能力がアップしたりしており(その時のシモベの表情は読んで御覧ください) フーカの胸を揉んだり、手料理を作られたりと、ゲームとは違った意味で主人公をやっている。 とある理由でラハールが来て現れた際に、館に置いておいたイワシを灰にされブチギレ フェンリッヒからして「今まで見たことがない」と言われるほどのキレ具合で、ラハールと相対することになるが……。 突如として現れたエトナがラハールは正気へと戻し、ラハールを連れ帰る時に風祭フーカの事をヴァルバトーゼに頼んだ。 非公式
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幻想戦記ディスガイア 動画リンク コメント・レビュー 幻想戦記ディスガイア 1233人目の幻想入りか 作者 ひとこと 主人公 ラハール mylist/14253025 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー おもしろいですよ!! いつまでも応援してます!! -- (U.N) 2010-01-11 11 30 52 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらをご覧下さい。
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今日 - 合計 - 魔界戦記ディスガイア2の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 13時18分28秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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ディスガイア1 =解説= =プロフィール= 性別:♀ 年齢:1509才 身長:158cm 体重:46kg 3サイズ:B77、W53、H78 好き:愛、ヒーロー物アニメ、特撮番組 嫌い:愛の精神に反するもの 声優:笹本優子 =説明= 大天使ラミントンを尊敬している天使見習い。ラミントンの突然の命令によって、魔界へ行くことになった。 「悪魔にも愛が伝わるはず」と信じている愛マニアで、愛を伝道するためにラハールの仲間となる。 ヒーロー物のアツイ展開が大好物で、「ヒーローが変身する間は攻撃してはいけない」などの妙なこだわりを持っている。 =特殊技のかけ声= 「全力でいきます」「奥の手です!」「神様、力をください」 =コメント= 「魔王さまという仕事」でペットのゾンビを探してもらおうとする魔族の子供 にペチャパイと言われ「何ですってー、このガキャー!」とのたもうたことを 覚えている人います? ディスガイア2 =解説= ラハールが支配する魔界で堕天使として研修中の天使。 もともと魔王暗殺の任務で魔界に来たのだが、ラハール達とうち解けてそのままいついた。 すべてを愛で包み込もうとする天然ぼけの愛マニア。 ラハールと同じく、今回出番が少ないことに不満を感じている。 (声優:笹本優子) =コメント=
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魔界戦記ディスガイア PORTABLE(追加された『エトナ編』) part37-367^370 367 :魔界戦記ディスガイアP:2008/03/22(土) 20 00 07 ID tqW3jl2T0 魔界戦記ディスガイアポータブルの「エトナ編」を投下します。 OPで寝ていたラハールを起こそうとしていたエトナだが、うっかりラハールを殺してしまう。 仕方ないので、エトナは自分が魔王になる事を決心する。 遺体を『星の墓場』に埋葬し、適当なプリニーに触角を付けてニセラハールに仕立て上げた。 魔王城の住人は買収済み。 『第一話』 最近勢力を拡大しているバイアス(中ボス)という悪魔を倒しに行き、 こいつが本物だと言ってニセラハールを見せ付けるが、 バイアスは、ラハールの親父である先代魔王クリチェフスコイの転生体なので、当然一発でばれる。 (エトナ達はバイアスの正体を知らない) 結局、勢い任せで倒すも、「今の姿をクリチェフスコイが見たらどう思うのやら」 と言われて、「魔王様ならきっとわかってくれる」と言いながら苦しい表情を見せるエトナだった。 『第二話』 天界から見習い天使フロンがやってきたが、そんなことはスルーして 資金稼ぎの為に成金悪魔のゼニスキーを倒し、財産を根こそぎ奪うエトナであった。 そんなエトナの姿を見て、フロンはエトナを倒す決意を固める。 その影では何者かによる陰謀が動いていた。 368 :魔界戦記ディスガイアP:2008/03/22(土) 20 01 08 ID tqW3jl2T0 『第三話』 エトナは、元魔王の部下の一人だったマデラスに記憶を奪われていて、 それを取り戻すために彼の指示を受けて行動していた。 どこかに隠してある記憶を取り戻すべく単独行動を始めるエトナだったが、 彼女の前にフロンが現れて戦いになる。変な魔導書に操られて暴走するフロンを止めるも そこにマデラスが現れる。ラハールが死んでいたことも全てばれており、 彼はエトナの記憶を破壊しようとする。 そこに、どこからともなく現れたバイアスの高笑いが響き渡るのだった。 第四話』 エトナとフロンは、魔王城で先刻の事を思い出していた。 バイアスは、魔界の王が持つことを許されるという『黒の魔導書』をエサに マデラスと交渉。後日エトナとマデラスで決闘を行なうという事になった。 しかし、そんな約束を守るつもりの無いエトナは、決闘前日に奇襲を仕掛けて 記憶を取り戻そうとする。 そんなわけで、プリニー達の力を借りてマデラスをぶちのめし、 記憶を取り戻すことに成功する。 エトナがトドメを刺そうとしたその時、何者かの手によりマデラスは絶命する。 彼を殺したのは、フロンの上司である天使長ブルカノだった。 大天使の命令で魔界に降りたフロンの存在を目障りに思っていたブルカノは、 神の声といってフロンに嘘を吹き込んで彼女を始末しようとしたのだ。 変な魔導書をフロンに渡し、暴走させたのもブルカノの仕業である。 獲物を奪われたエトナは、フロンと共にブルカノを撃破する。 追い詰められたブルカノは光に包まれて消え去った。 唖然とする二人の前に現れたバイアスは、 『ブルカノは天界に連れ戻され、大天使の裁きを受ける事になる』と告げる。 369 :魔界戦記ディスガイアP:2008/03/22(土) 20 02 39 ID tqW3jl2T0 エトナの記憶は戻った。 クリチェフスコイは、饅頭を詰まらせて死んだのではなかった。 彼は、あらゆる世界を支配しようとする超魔王バールとの戦いに赴き バールを封印する事に成功するが、魔王城に戻ってすぐに力尽きてしまったのだ。 彼はその前にエトナに頼みごとをしていた。命令ではなく、父親としてのお願い。 それは、息子であるラハールを立派な魔王にする事だった。 しかしその約束は果たせない。 そう思って涙を流すエトナに、バイアスはこう告げるのだった。 『ラハールは魔界の次期後継者。あの位で死ぬと思いますか?』と。 バイアスの言うとおりラハールは死んでおらず、『星の墓場』で目を覚ますのだった。 370 :魔界戦記ディスガイアP:2008/03/22(土) 20 12 01 ID tqW3jl2T0 以上で魔界戦記ディスガイアP 「エトナ編」はおしまいです。 おまけなので本編に比べると短いですが、敵のレベルは非常に高いです。 一周目でラハールばっかりに頼っていて、エトナやフリーキャラの育成をサボっていると苦労するので注意。 滅多に無いですが、『詰む』こともあります。 しっかりキャラを育ててから臨みましょう。
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魔界戦記ディスガイア6 【まかいせんきでぃすがいあしっくす】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 Nintendo Switchプレイステーション4プレイステーション5Windows(Steam) メディア 【Switch】ゲームカード 1枚【PS4/PS5】BD-ROM 1枚【Win】ダウンロード 発売・開発元 日本一ソフトウェア 発売日 【Switch/PS4】2021年1月28日【PS5】2022年6月16日【Win】2022年6月29日 定価 【Switch/PS4】通常版 7,920円初回限定版 11,220円【PS5】通常版 7,678円初回限定版 11,000円【Win】7,678円 レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 シリーズファンから不評 魔界戦記ディスガイアシリーズ ストーリー 概要 新要素 変更点 問題点 改善点 賛否両論点 評価点 総評 余談 その後の展開 ストーリー 数多の世界を世界を破壊してまわる恐ろしき厄災”破壊神”。強大な力を持ち、誰にも倒すことができず、このままでは全ての世界が滅びかねない。 ゾンビの”ゼット”は死ねば死ぬほど強くなる転移魔術【超転生】を繰り返し、破壊神に挑み続ける。 (魔界戦記ディスガイア6 公式サイトより引用) 概要 やり込みSRPGである『魔界戦記ディスガイア』シリーズの第7弾(*1)(外伝作やスマホ作品を除く)。シリーズ初の2ハード同時発売となっている。 本作では「超転生」がテーマであり、作中最弱の種族であるゾンビのゼットが、転生すればするほど強くなるという超転生を繰り返し、最強の敵である破壊神に挑む流れとなっている。 転生は本シリーズにおいてはおなじみのシステムであり、ストーリーのごく一部で転生が関わってくることはあった(*2)が、転生そのものをメインテーマとしたのはシリーズにおいて初めてとなっている。 本作の開発をするにあたって、「これまでディスガイアを買ったことないプレイヤー」の声をリサーチした上で、本シリーズが「時間が掛かる」「面倒くさそう」という先入観があり、そういった先入観の払拭を目指した旨が語られており、初心者にも「ディスガイアらしさ」を体験しやすいように設計した旨が語られている。 同様に、本シリーズのプレイヤーの中でもシリーズの象徴ともいえる超大ダメージを体験できるまでにやり込んでいるプレイヤーが少数派であるという分析から、ストーリークリア時点でも大ダメージを味わえるようなバランスにした旨公式インタビュー(外部リンク)で語られている。 このように、本作はこれまで『ディスガイア』をプレイしたことのない初心者を始めとした多くのプレイヤーにディスガイアらしさを味わってもらおうという思惑の下に発売された。 しかしながら、プレイしやすさを目指した結果、シリーズファンからは「やり込みが簡易化してしまった」ことを中心として、逆に「ディスガイアらしさ」がなくなったと落胆される結果になってしまった。 発売直後の不具合(バグ)が多いのはシリーズではある意味お約束であるが、現在では概ね重大な不具合は修正されている。 また、発売からおよそ3ヶ月経った4月29日に「超越者の次元アップデート」が実装され、これにより旧作レベルのやり込みが出来るようになったものの遅きに失したという意見が多い。 2022年6月にはPS5版とPC版(Steam)がリリースされており、キャラの追加DLCが全て標準収録されている。Steam版については国外タイトルは『Disgaea6 Complete』。 新要素 自動戦闘・自動周回 自身で制作することも可能なAIの元で自動的に戦闘を行う「自動戦闘」と、ステージクリア後にプレイヤーが中断するまでひたすら同じステージを何度も攻略する「自動周回」機能が追加された。 本シリーズではレベルアップなどの稼ぎを行う際に、稼ぎ向けのステージを何度も繰り返すといういわゆる「マラソン」を行うことが常であったが、このような作業を自動化することが可能となった。 自動戦闘の行動パターンは 魔心 (ましん)エディットという簡単なプログラミングによってキャラ毎に設定できる。 自動戦闘の行動パターンは「どのような条件下で」「誰を相手とし」「どのような行動をするか」といった形で詳細に設定可能。 例えば、「魔法使いを優先的に狙う」、「HPが減ったらベースパネルに後退する」、「宝箱があれば優先的に壊す」といった具合に条件と行動を組み合わせることである程度自由に行動を制御できる。 「魔法使いがいれば優先的に狙い、そうでなければ僧侶を狙う……」といったように条件は複数段階で設定できる。無制限に条件をセットできるわけではないものの、しっかりと吟味すればアイテム界の自動攻略すら可能となっている。 もちろん、魔心エディットのテンプレートはいくつか用意されているため、自動戦闘は利用したいが、魔心エディットを考えるのは難しい(或いは面倒くさい)ということであればテンプレートを利用するだけであっても十分通用する。 自動戦闘・自動周回は最序盤で利用可能となり、本編攻略時にも利用可能。 自動戦闘の途中で手動に切り替えたり、手動でやっている最中で自動戦闘に切り替えたりといった痒いところにしっかり手が届く。 自動戦闘オンリーでアイテム界を攻略していく場合は、魔心エディットを行わないと厳しいが、定期的にプレイヤーが介入するならばテンプレートのみでもなんとかできなくはない。 なお、暗黒議会を用いることでエディットで使えるコマンドの種類を増やせるほか、自動戦闘の際のスピードアップが可能。 コマンドの種類を増やす議題は必要マナも少なく序盤の段階で全て解放出来る。一方で、スピードアップについては必要マナが非常に多く、最終的にはどの議題よりも膨大なマナを使う議題となるため基本的にはクリア後のやり込みの過程で解放するものとなる。 ドリンクバー 戦闘で得た経験値やマナの一部に相当する量がボーナスとしてストックされる。このストックされた経験値やマナを任意のキャラに与えることができるシステムがドリンクバーである。 経験値は、純粋に経験値として与える以外に、クラス熟練度、武器熟練度として割り振ることも可能であり、部隊屋の強化にも用いることが可能。 旧作のエキスについてもドリンクバーに統合された。入手したエキスはドリンクバーにストックされ、任意の量を特定のキャラに与えることができる。 ドリンクバーを用いてエキスを使うシステムとなったため、アイテムとしてエキスを管理する必要は無くなったが、アイテム効果範囲を拡げる魔ビリティーを用いて複数キャラにエキスを与える、といった小技は使えなくなった。 経験値を部隊屋の強化に使うケース以外の場合にはいずれも、利用する経験値等の量に応じてお金(ヘル)も要求される。 特に経験値を純粋に経験値として与える場合と、エキスを利用する場合については経験値やエキスの量以上に要求されるヘルが高額となりがち(問題点で詳述)。 悪業指南 キャラ単位で目的が設定され、達成することで様々な特典を得ることができるシステム。 単純にアイテムが貰えるといったものもあるが、取得出来る経験値の割合が増えたり、魔ビリティースロットが増えたりとキャラ育成の上で必要不可欠なものも多いため、定期的に確認しておくことが望ましい。 内容はキャラクター・クラス問わず完全に一緒。アイテムが貰える課題については汎用キャラを作り直せば何度でもアイテム入手が可能。 変更点 超転生 旧作における「転生」システムに相当する。レベル1になる代わりに次以降の成長でより強くなることができるという基本的なシステムはもちろん共通。 ただ、本作では単純に超転生を行うだけではキャラは強化されず(例外的にクラス熟練度を高めれば成長率が高まるボーナスがある)、超転生を行う際に入手できる「カルマ」を消費して強化することで初めてキャラが強化される。 カルマは基本的に超転生時を行った際のレベルによって入手量が決まる。具体的な入手量は素質によって変動するため、「どうしようもないクズ」で超転生すると大幅に減少し、「天才」だと増加する。 その他のカルマの入手手段として、DLC限定の魔ビリティーが存在するが、入手効率はいいとはいえない。他に悪業指南の達成報酬として入手でき、こちらは入手タイミング次第では破格の量が得られるものも存在するが、いずれにせよ基本的には超転生時限定で入手できると考えても差し支えない程度。 カルマは成長量に影響する基礎パラメータの強化の他、旧作ではキャラ界で強化した移動力などの固定パラメータの強化にも用いることができる。 カルマを用いて強化した項目は次の超転生時にもリセットされないため、旧作のように「低いレベルで転生し直したら基礎パラメータがより低くなってしまい、結果的に弱くなってしまった」ということは原則として発生しない。 一方で、カルマを用いた強化は取消が一切できないため、カルマを稼ぎにくい序盤は慎重に割り振ることが重要。もっとも、カルマの入手量には上限が無いため、超転生を繰り返せば全項目を最大まで強化することができる。 超転生時に余ってしまったカルマは全て次回の超転生に引き継ぐことができる。所持上限こそ定められているが、悪業指南の達成によって増えていく上、普通にプレイしている限り、上限に引っかかることはあまりないため、悩んでいるなら割り振らず置いておくのも手である。 なお、カルマが余ろうと、カルマが利用できるタイミングは超転生時のみであるため、特に序盤はカルマを利用して強化した方が便利である。 上述の通り、キャラ界で強化出来た項目は超転生で強化することになったため、キャラ界は廃止された。 これらの項目は何段階か強化できる一方で、必要カルマが段階毎に大幅に変化するシステムとなった。初回は比較的容易に強化できるが、最終的にはやり込み必須なレベルの量が要求される。 超転生の際には、超転生時限定で習得出来る魔ビリティーをランダムで1種獲得可能。 魔ビリティーは重複せず、未入手のものがあれば必ず新規の魔ビリティーを入手できる。中には有用なものもあるため、魔ビリティーを目的として超転生を行うのも特に最初期はあり。 汎用キャラは『3』以降、転生する度に必要なマナが増える仕様だったが、本作では初回はマナ不要(*3)、2回目以降も100で固定となるため、必要マナが増えてしまいろくに超転生が出来なくなるという事態は起きづらい。 レベルの上限が9999万になった 旧作では一貫してレベルの上限は9999であったが、本作では9999万9999まで上がるようになった。 ただし、最初からレベル9999万まで上がるわけではなく、初期の上限は旧作同様9999。一定条件を満たした上で、超転生の際に上限レベル開放を取得することで、それより高いレベルに上げられるようになる。 レベル上限の増加に伴い、HP/SPを除くパラメータの上限は9999億、HP/SPに至っては9999京(1京は1兆の1万倍)まで増えるようになった。 超越者の次元アップデートにより、一定条件を満たせばHP/SPを除くパラメータは9兆9999億まで、HP/SPは9垓9999京(1垓は1京の1万倍)まで増やせるようになり、単純な数値だけでいえばシリーズ随一。 レベルも旧作よりかなり上がりやすくなっている。序盤であれば1ステージクリアするだけで10以上レベルが上がることもあり、多少稼ぎをするだけでストーリー途中でレベル9999も到達可能。 キャラが3D化した これまでのディスガイアシリーズではキャラは2D(『4』より前はドット絵)であったが、本作ではシリーズ初の3D化がなされた。 これにより、これまでと比べキャラがぬるぬる動き、特殊技の演出でもこれまで不可能だった角度による演出がなされている。 なお3D化に際しては、原田たけひと氏による絵のイメージを崩さないという点をかなり重要視したという旨が語られている。 その他の変更点 前作の魔界調査団はアイテム界調査団に変更。細かい仕様変更等はあるが基本的なシステムは前作と同様。 修羅を上回る難易度として羅刹が登場した。なお、羅刹という難易度それ自体は『D2』の無料アップデートで一度登場した事がある。 もっとも、『D2』の羅刹は、あくまで修羅をベースとした拡張であったのに対し、本作の羅刹は修羅とは別個の難易度として登場している違いがある。 経験値やマナは敵を倒したキャラではなく、戦闘で出撃したキャラ全員が獲得可能になった。死亡したとしても通常通り獲得可能。 基本的に入手量は均等だが、戦闘行動によってボーナスがついて、経験値やマナの入手量が増える事もある。 クエストの受注数の制限が撤廃された。 特殊技の強化段階が1万段階になった。 アイテムを強化した場合、以後同一のアイテムを入手した時は同じレベルで入手可能になった。 羅刹次元だと元々敵のアイテムのレベルが高いことがあるが、この場合、1でもレベルを上げれば以後はそのレベルで手に入る。 問題点 廃止された要素が多い 本シリーズでは新要素の追加と共に廃止される要素も少なくないが、本作ではシリーズの伝統といっていい要素も容赦なく廃止されており批判が強い。 特に、批判の声が大きいのが武器特殊技が廃止されたことである。 武器特殊技とは、杖以外の人間用の6種類の武器(拳・剣・槍・斧・銃・弓)毎に、武器レベルといっていいウェポンマスタリーを高める事で利用可能となるキャラクターのクラス問わず利用可能な特殊技である。 拳であれば対象を移動させる、槍であれば自分が移動できる(逆に移動先を確保しなければならない)、斧であれば射程、範囲とも短いが高威力……といった具合に武器の種類毎に個性的な技が習得可能であり、アイテム界を進む盗賊に敵を移動させる拳技を覚えさせる、稼ぎのために広範囲技を用意する……といった具合に自由度だけでなく戦略性の高さも売りのシステムであった。 これらの武器特殊技が廃止された結果、例えば槍であれば1マス離れた敵を攻撃可能であり、間に敵が居れば貫通してダメージが与えられる、弓であれば5マス先まで攻撃出来るといったような通常攻撃時の武器の個性は残されているものの、本シリーズは中盤以降は特殊技の応酬で敵を倒すのが普通となるバランスとなっているため、通常攻撃時の個性などほとんど意識することもなくなっていく。 結果的に武器の種類によって魔法を除く特殊技のダメージ計算の依存パラメータが変わる点を除けば、本作における武器種の違いなどほとんど意味が無いものになってしまう。 その一方で、旧作で武器特殊技が用意されなかった杖は魔法射程が1増えるという魔法を主軸とするキャラに有用な特性を持っており、この特性は本作においても残されているため、固有技のダメージ計算の依存パラメータがINTになってしまうことを除けば明確に装備するメリットが残された武器種といえる(一応、弓など範囲が広い武器は支援攻撃や反撃攻撃を行いやすいというメリットはある)。 一方で、旧作では武器特殊技があったためか、キャラ固有技を持っていない人間汎用キャラも多かったが、本作では全ての汎用キャラが固有技を4種類持っており、武器特殊技がないせいで魔法以外の特殊技が何も使えないといった事態には陥っていない。 ただ、固有技は各クラスの役割を意識したものが用意されているため、クラス毎に想定された扱い方をするのであれば大きな問題にならないが、僧侶と盗賊は攻撃に使える技が1つもなく、攻撃面では通常攻撃か魔法に頼るしかない。自発的に攻撃魔法を覚えるわけではないが、なんとかして魔法を覚えてくれば魔法攻撃役としてならなんとか攻撃役として使える程度である。 キャラ毎に追加された固有技の中には明らかに旧作では武器技として使われていたものが含まれている。 例えば戦士の固有技は旧作斧技が多いし、重騎士の固有技は旧作槍技が多い。その証左として、当該固有技は自身が現在装備している武器種に関わらず当該固有技に応じた武器を装備したアニメーションが再生されるため、手抜き感が漂うことになっている。 そもそも上述の通り、武器特殊技は戦略性だけでなく、自由度の高さも売りにした本シリーズの醍醐味の一つであり、例えば幼い女の子である魔法使いをそのまま魔法使いとして運用するのも、敢えて不釣り合いな斧を装備させ戦士顔負けのアタッカーとして扱うのも自由というのが本シリーズのコンセプトである。 もちろん、本作でもその運用ができないというわけではないが、武器特殊技がなくなり、特殊技が通常攻撃を遙かに凌ぐ威力を持つバランスの元では、本来の想定された役割を逸脱した運用は単純にハンディを抱えるだけになってしまっている。 武器特殊技の削除が目立ちすぎているため印象は薄いが、魔法についてもバフ系、デバフ系、状態異常系が尽く削除されているため数は大幅に減ってしまった。 なお、これらに相当する固有技を持つクラスはもちろん居るため、やはり自由度を狭める結果となったのみである。 人間キャラクターと魔物型キャラクターの特徴の差が基本的に無くなった。 魔物型キャラのみが装備可能な武器(通称:魔物武器)が廃止され、魔物型キャラも人型キャラと同じ武器が使えるようになったほか、『3』以降魔物型キャラクターが利用できていた投げレシーブ、魔チェンジ、『4』以降の怒ッキング(巨大化)も廃止されたため、運用面で人間キャラとの差はほぼない。 なお、旧作の魔物武器は武器特殊技の設定がなく、魔物型キャラは元々固有技を持っていたのもあって、武器特殊技廃止の煽りは受けていない。 特徴差はなくなったが、魔ビリティーでは「人間」と「魔物型」キャラクターを条件とするものが存在するため区分そのものは廃止されていない。 ただ、固有キャラについては区分が怪しく明確にゾンビ(ゲーム内の種族名でいうなら屍族)と明言されておりクラス名もゾンビである主人公のゼットや、その妹ビーコはシステム上は人間キャラである。 魔チェンジは魔物型キャラが武器になるというディスガイアらしいぶっ飛んだシステムで好評だったため、廃止について残念がる声が大きい。また、投げレシーブについても中級者以上向けの機能とはいえ、長距離移動や孤島への移送に便利だったため、簡略化の為とは言え廃止を不評とする意見は少なくない。 怒ッキングについては廃止された代わりにいくつかの魔物型キャラクターが他のキャラと比べ大きい(占有マスが多い)特徴を持つ。 隣接系の魔ビリティーの効果を受けやすいが、占有マスが多く移動や待機に不自由になるというデメリットも持つキャラとなっている。 そもそも、人間キャラと魔物型キャラクターの差別化については『1』から続くディスガイアシリーズの伝統であるため、簡略化のためとはいえ、性能差の廃止が好意的に受け止められたという声は聞かれない。 せめて、武器特殊技が残っていれば魔物型キャラクターに武器特殊技を利用させることができるという評価を受ける可能性もあったかもしれないが……。 その他シリーズから続く以下のシステムも廃止された。 敵を捕まえる捕獲システム。 ベースパネル投入で捕まえるシステムは『5』で廃止されたが、本作では捕獲そのものが廃止されている。 ネットワーク関係の要素。 装備適性。 複雑だった要素の廃止や簡易化は長期シリーズ作品ではそれ程珍しい話ではなく、廃止や簡易化そのものが問題であるとは一概には言い難い。 しかしながら、本作において廃止された要素はシリーズ初期から実装されていたり、人気を博していたシステムが多く、言い換えれば『ディスガイア』らしさと認識しているシリーズファンが多いものである。これらの『ディスガイア』らしさを廃止してしまったとなれば、批判されるのは至極真っ当といえる。 初心者に配慮した結果廃止したといえば聞こえはいいが、武器特殊技の廃止などが初心者のためになったと思いがたい(*4)ため、単に「3D化するために必要なデータの作成の手間を間引いたのではないか」と邪推される結果となった。 本当に初心者のためにこれらの要素を廃止したのだとしても、肝心の初心者からこれらの廃止を歓迎する声は一切聞かれないため、完全に裏目である。 なお、『3』から続く「キャラ界」も廃止されているが、この点についてはキャラ界そのものが面倒だったという意見もあり賛否こそあれ評価されている一面もある。 汎用キャラが大幅に減った 本シリーズではプレイヤーが自由に作ることができる汎用キャラも売りの一つだが、汎用キャラの数はシリーズ最多だった前作と比べ大幅に減ってしまった。 前作はDLCなしで44種類存在したが、本作ではなんとか23種類、驚く事なかれ半分程度にまで減少してしまっている。 同じような問題はドット絵から高画質化がなされた『4』においても発生していたが、この減少割合は比べものにならない。 なお、『4』の際に『3』から削除されたのはその時点では『3』のみ出場のアーチャー(男)など、以後『7』まで登場しなかったキャラが多く、『4』におけるキャラ数の減少は本Wikiの項目内で指摘こそされているが、それ程大きい問題というわけではなく、本作の減少と同視できるようなものではない。 汎用キャラそのものの入れ替わりは本シリーズでは決して珍しい話ではない(*5)が、いわゆるシリーズ伝統かつ人気が高いキャラも削除されていることが本作においては大きな問題と認識されている。 特に削除されたことで大きく批判されたキャラが「戦士女」、「魔法使い男」、「僧侶女」、そして魔物型の「猫娘族」の4つ。 基本的にどのキャラも『2』以降シリーズ皆勤賞(「猫娘族」のみ『3』は有料DLCを含めて皆勤賞)であり、戦士と魔法使いについてはこれまでずっと男女併存、僧侶については少し複雑だが、『3』で現在のデザインと異なる男が登場したが、『4』ではリストラされ、『D2』で現在のデザインの男が登場し、『D2』と『5』で男女併存してきた流れがあるが、女は『2』以降デザイン変更も特になく前作まで皆勤となっていた。 キャラが不人気だったからリストラしたということであれば理由としては成り立つのかもしれない(*6)が、上記4キャラについてはこの考えがあまり成り立たない。 例えば、「魔法使い男」について、「魔法使い女」がかなり人気が高いため相対的に見ると不人気といえなくはないが、特に現行の「僧侶男」が登場するまでは貴重な少年キャラであったこともあり、人気もさることながら希少性も高い部類である。 同様に「猫娘族」に至っては魔物型キャラの中では「夜魔族」と並び1,2を争う人気キャラである。 性能面を考えてみると、これまで男女併存であったとしてもキャラ被りしておらず、魔ビリティーなどで差別化はされていた。 結局のところ、ひいき目に見てもリストラの必要性があったとは感じにくく、上記廃止要素が多いところでも言及されているとおり、汎用キャラを間引くことで手間を軽減したい(*7)という意図しか見えないものとなってしまっている。 本シリーズはメインキャラ以上に汎用キャラを「推し」として自分好みに運用することに楽しさを見出すプレイヤーが少なくない。そんな中で自身の「推し」が削除されたシリーズファンにとっては、この問題それ一つで本作を駄作・問題作と判断してもおかしくない、それ程に致命的な問題となっている。 ほかにも、シリーズのおなじみキャラとしては「天使兵女」、「呪術師」なども削除されている。 手抜きと思われる要素も多い 廃止された要素とも被るが、本作では手抜きと思われる要素も多い。 作中に登場する固有グラフィックを持つキャラクターがほとんど味方のみである。 敵キャラクターで専用のグラフィックがあるのはラッキーボード、破壊神、そしてラスボス程度とかなり少ない。他は全て汎用キャラと同じグラフィックか、味方の色違いである。 この傾向は本シリーズの近作ではよくあることだが、それを差し引いても専用のグラフィック持ちが少なすぎるのが気になるところ。 立ち絵だけを見れば固有グラフィックを持つキャラは他にもいるが、戦闘に参加するキャラで言えば上記のみ。 各話の最終ステージはボスステージだが、本作では最終話以外のボスが全て破壊神というとんでもない使い回しになっている。 過去作でもかつて戦ったボスが再度ボスを務めるということはあったが、流石にほぼ全てのボスが同一というのは前代未聞である。 一応、魔ビリティーの構成が違うという若干の差別化はされているが、本当にその程度の違いしか無い。 拠点についても前作までと比べると手狭で、高低差もなく、旧作と異なり章毎に宝箱が置かれる事も無いので探索の楽しみすら無くなってしまった。 追い討ちとばかりに拠点エディットも廃止されている。 拠点には一つだけ隠し宝箱が置かれているが、置かれている場所がはっきり言って異常といって良い場所である。初期は不具合が多かったこともあり、置き場所をミスしたバグ宝箱と勘違いしたプレイヤーもいるのではなかろうか。 オープニングムービーもなくなっており、電源を入れるとそのままメーカーロゴの後にタイトル画面が表示されるだけとなった。 旧作では、汎用含む作中のキャラが所狭しと動き回るムービーが展開されていたのだが……。 細かい所では、進行に応じてキャラの説明文が変わったり、セリフが変わったり、という細かい作り込みも無くなった。 クリア後の後日談についても旧作と比べるとかなり手抜きである。 + 後日談について(ネタバレ注意) 後日談の内容は「破壊神を倒したゼットの噂を聞きつけて魔王ラハールが挑戦状を送りつけてくる」というもの。 挑戦状を送りつけてきた魔王ラハールに勝利すれば『初代』のラハール、エトナ、フロンが仲間になるというもので、本シリーズではおなじみの旧作のキャラが仲間になるイベントであり、この展開そのものは別段問題は無い。 しかし驚く事なかれ、本作の後日談はたったこれだけで終わってしまうのである。 後日談では本編中で敵であったキャラの物語が掘り下げられ、同時に仲間になるという展開が多く、前作であれば本編で敵だったマジョリタ、ヴォイドダーク、ゴルディオンの物語が掘り下げられた。 更に、ゴルディオンの物語の過程で修羅の世界の存在がほのめかされ、本シリーズのやり込みの真骨頂である修羅への導入すら兼ねていた。 本作では、ラハール達に勝利するとそこで後日談が終了、修羅次元は解放(正確にはそのための議題が解放)されるが、本当にそれだけである。 後日談は魔王ラハールの挑戦を受けるだけなのだが、薄っぺらい内容を隠すためなのかその進行は大いに引き延ばされる。 というのも実際の流れは「部下のプリニー達と勝負」「フロン、エトナ、ラハールとそれぞれ1人ずつ相手にする」「フロン&エトナ、フロン&ラハール、ラハール&エトナの2人ずつを相手する」という7回の戦闘を経てようやく、「ラハール&エトナ&フロンを相手にする」ことで勝利となる。 旧作であれば1ステージ、多く見積もっても2,3ステージでやるような内容をまさかの8ステージも使って展開してくる。しかも戦闘は敵のレベル以外は変わり映えしないおまけ付き。 正直、このような後日談であれば無料DLCという形でクリア後にラハール一行を加入できるようにすれば良かったのではないかとすら思われる。 もっとも、後日談が薄っぺらいのは、固有グラフィックを持っている敵キャラもおらず後日談で掘り下げる内容がほとんどなかったことが原因と言える。 好意的に見れば本編で物語を完結させたということだが、実際のところ本編の手抜きが影響したといってしまうほうが正確だろう。 既に述べたとおり、前作では、「後日談の中で修羅の世界の存在がほのめかされ、クリアと共に全面的に解放される」といった具合に修羅への導入も兼ねていたが、本作ではそういったものはない。クリアすることで修羅解放のための議題が登場するだけ、本当にそれだけである。 後日談が突拍子ない内容であり、そのまま終わってしまい後はやり込むだけだ、といった空気で放り出されてしまう。 レベル上限等もこの段階で解放される。つまりここからが新たなやり込みプレイの始まり、ディスガイアの本番という事なのだが、だからこそモチベーション維持にも繋がるであろう何かしらの導入が欲しかったところ。 動作がカクつく キャラの移動中や行動中などに動作のカクつきが頻発する。特にSwitch版で顕著に見られる。 一応、ゲーム中では描画重視と処理重視の設定があるのだが、処理重視にしたとしても微妙にカクつく。 レベル上限引き上げに伴うバランス調整が不良 レベル上限が大幅に引き上げられたのだが、それに起因したバランス調整が不足している要素が多い。 味方のパラメータに対して装備品が弱いため、装備品の重要性が低くなっている。 一応、旧作より装備品のパラメータは高めに設定されているが、レベル1の時点でキャラのパラメータが数万あるのに対し、装備品のパラメータは数千程度であり、目に見えた変化がほとんど感じられない。 更にレベルが上がってくると余計にキャラの強さと比べて装備品のパラメータが目立たない。武器特殊技がないことも相俟って、キャラを育てきった段階で「装備品をつけていなかった」或いは「移動力の上がる靴しかセットしていなかった」と気付くケースも報告されている。 ヘルの入手量と消費量のバランスが悪い ヘルの入手量と消費量のバランスも明らかに悪い。一部はレベル上限引き上げに伴うバランス不良に関連した話であるが、内容が多いので項目を分離して詳説する。 本作でヘルが最も必要になるのはドリンクバーでエキスを利用する時である。必要な金額は利用するエキス1につき100ヘルなのだが、これは強化上限が5000億である通常パラメータも、強化上限が5000京であるHP/SPであろうと同じ。つまり、HP/SPのエキスを強化上限まで利用しようとすると50垓ヘルというとんでもない大金が必要となるのである。 なお、所持金のカンスト上限は9999京であるため、HP/SPのどちらかを最大まで強化しようとするだけで、所持金カンスト50回分のお金が必要となる。 とはいえ、所持金上限50回分のお金が必要であったとしても、そこまで貯めるのが難しくないバランスであれば面倒ではあるが、それほど大きな問題ではない。……ここまで書けばおおよそお察しだろうが、ヘルの入手量そのものは旧作からそれほど変わっていないため、そもそも所持金を1回カンストさせるだけでもかなりの時間が掛かる。 自動戦闘・自動周回が存在するため、お金稼ぎそのものは完全自動化することも可能である。とはいえ、金稼ぎ特化型の魔ビリティー編成にしたとしても1時間辺りに稼げる量は10京にも満たない。仮に1時間辺り10京だと見積もってもカンストには1000時間(丸41日)かかり、50回繰り返せばそれだけでなんと5年半以上かかる計算である。もし、本当にHP/SPのどちらか片方でもエキスを上限まで与えたプレイヤーがいたとするならその偉業を誇っていいだろう。 有料DLCでエキスの効果量を3倍程度まで増やす魔ビリティー(*8)や入手できるヘルを400%増やす魔ビリティーが登場した(*9)が、それでも荊の道であることに変わりはない。 本作は、拠点に戻ると自動回復されるため、魔界病院の利用でお金が必要となることはないのだが、アイテム界のイノセントタウンで出現する魔界病院は例外的に出張料としてヘルを要求する。 HPやSP次第では何兆~何京という法外な金額となる。大抵はそもそも支払えないので被害が出ることはあまりないが、こちらも桁数が多いHP/SPを金額計算に用いるが故に起きている問題と言える。もっとも、この点は後述の通り、初心者向けを謳う作品でこのような要素が用意されていることの方が問題だろう。 アップデートによって入手アイテムを自動で売却する機能が追加されたが、自動周回中は売値が本来の1/100になるという謎の仕様がある。 当初は不具合だと思われていたが、8月上旬のアップデートにて、「オート周回中の売値は1/100となる」旨の文言が追加された。 要するに「仕様です」という事であるが、このような不可解な仕様に対し、「不具合を直せなかったから、仕様として開き直ったのでは」と疑われる事態に。 もし、本当に不具合ではなくこのような理由にしたのだとすれば、「自動戦闘で入手したものを、自動で売ることで簡単に金稼ぎできるのはよくない」ということなのだろうが、上述の通り、本気で金稼ぎをしたとしても必要量に全く足りないバランスなのではっきり言って失当である。 そもそも「自動戦闘で入手したアイテムは売値が1/100になる」という仕様であれば上記主張には一定の説得力が生まれるが、自動戦闘で入手したアイテムを手動で売れば正規のお金が入手できるわけなので、理屈としては成り立っていないため、やはり開き直った説が有力である。 初心者向けを謳う割に不親切な要素 上記の通り、イノセントタウンで魔界病院を利用する際には法外と言って良い出張料を請求されるのだが、本作では拠点に戻れば無料で全回復してくれるため出張料を払ってまでイノセントタウンで回復する必要性がない。 イノセントタウンではノーコストで拠点に機関可能、かつ再度アイテム界に挑めば次のフロアから再開できるため、帰還することによるデメリットはほとんどない。敢えてデメリットを挙げるなら「再開する時にはイノセントタウンに戻ってこれない」ことと「戻ることによるプレイヤーの時間的なロスが発生する」ことくらいである。 前者については、魔界病院利用後もイノセントタウンのショップが利用できる、ルート選択ができるというのは確かにメリットと言えるかもしれない……が、そもそも先に済ませておけばいいだけの話である。 後者については、ロード時間を含めても1分程度時間が追加で掛かってしまうだけ。1分のために時間をかけて稼いだお金を散財しては本末転倒だろう。 上記の通り、イノセントタウンでわざわざ回復しなければならないメリットがないため、本来的には拠点での回復と異なる出張料を取る理由などない。 確かに危険な場所まで出向いているから出張料を請求するという理屈そのものは間違っていないが、ゲーム的にそれをする必要性はない。実際のところ、旧作では拠点での回復も有料であり、当然イノセントタウンでの回復も有料だったが出張費と題した割増料金などは請求されなかった。 にもかかわらず、拠点の回復と異なり、わざわざ費用を請求してくることから、初心者にとっては「アイテム界の途中で回復したければここで回復するしかない」と勘違いさせやすいとても不親切な仕様と言わざるを得ないのではなかろうか。 もっとも、実際にはそもそも支払えず被害が起きずに済むケースが多いと思われるのが不幸中の幸いである。 せめて、旧作同様、不思議の小部屋で魔界病院が登場するのであれば意味があったかも知れないが、それでもこの出張料では利用価値は皆無といって良いだろう。 そして、更に大きな問題と考えられるのがダメージを増やす代わりに与えたダメージの1%分のヘルを消費する魔ビリティーの存在である。 ダメージを増やせるメリットとヘル消費のデメリットがある旧作から存在する魔ビリティーだが、本作ではダメージ量が大幅に増えたため、1回攻撃するだけで、それまで苦労して貯めた所持金が一気に0になってしまうという正真正銘の地雷魔ビリティーとなっている。 本作ではある程度進めた段階で数億、数兆のダメージを与えられるようになるが、それでも数万程度のヘルしか稼げない。つまり、仮に1億ダメージを与えて100万ヘルを失うとすると、数戦どころか数百戦以上の稼ぎを一気に失うことになる。 最終的には数京、数垓のダメージさえ与えられるが、上記の通り本気で稼いでも1時間で10京も稼げない本作の環境下で、この魔ビリティーを用いて仮に1垓ダメージを与えようものならリアル数日分の稼ぎが一瞬にして吹っ飛ぶ、……というか大抵所持金0になる。 シリーズによっては最終的にヘルは使い道がなくなるというバランスのものもあるため、そういった作品であれば別に構わないのかもしれないが、本作ではエキス強化を行うのであれば、ヘルが要らなくなるなどという状況には絶対にならない。 メリットである「与えるダメージが20%増える」効果に対しデメリットが異常に強すぎる。仮にこの100倍の効果があったとしてもデメリットが強すぎて使えないだろう。 流石に効果を見てセットしてしまうということはないと思われるため、この魔ビリティーを間違って使ってしまい無一文になり落涙したという話は聞かれないが、明らかに罠のような魔ビリティーを用意していること自体が大問題といえる。 テストプレイが不十分であったための産物という可能性もあるが、アップデートにおいて性能の修正が一切されていないことから、ここまで来ると全ての事情を知った上での故意犯を疑われても仕方ない(*10)。 かゆいところに手が届かないUI 議会のキャラ選択などではカーソル位置が保持されない。そのため、複数キャラを超転生しようとすると毎回1番目のキャラにカーソルが戻ってしまう。これがまた地味に面倒くさい。 魔ビリティー習得や悪業指南達成の画面では確認画面が表示されるのだが、最初のカーソルが「いいえ」になっているケースが多い。連打によって確認画面を処理できないのは地味に面倒である。 初心者への配慮として確認画面を出しているのだろうが、慣れてくると一々カーソルを動かさなければならないのは億劫極まる。設定で確認画面のオンオフを切り替えられるようにして欲しかったところ。 その他、ゲームを進めてくると魔ビリティーをまとめて習得したい、超転生を複数キャラ一括で行いたい、特殊技をまとめて強化したい、といった要望も出てくるが、こういった点も一つずつやっていかなければならないので不便。 これらの点は、自動周回・自動戦闘によって様々な作業を自動化できるようになったが故に余計に悪目立ちしてしまっている。要するにプレイヤーが関与しなければならない点が尽く面倒くさい仕様となっているのである。 カーソル保持については旧作では出来ていたはずなので単純に劣化しているといえる。 前作と比べ低ボリューム、高価格となったDLC 前作同様追加キャラが手に入るDLCが配信されているが、1キャラにつき550円であり、前作と比べると価格がかなり高い。 参考までに前作ではストーリー単位(3キャラ~4キャラ程度&3ステージほど&追加BGM付属)で300円、つまり1キャラあたり約100円、しかもマップエディットで使用可能なステージと追加BGMがついてくるという仕様だったが、本作ではその5倍以上の価格、しかもBGM追加も無い。 ステージについてもギミックも何もないシンプルなステージが1つのみで、かなりの割高感と手抜き感が漂う。 キャラを3D化する必要があるために旧作より手間がかかっているのだと推測はできる。しかしながらそうした手間を考慮した場合でもBGM無しやステージのシンプルさに関しては全く擁護できない。 ぶっちゃけてしまえば、有償のDLCとして出す以上どれだけスタッフが苦労しようとプレイヤーには全く関係無い話である。こうも手抜き臭漂うDLCを出されてもプレイヤーとしては購買意欲が湧く訳でもなく、ただただ困惑するしかない。敢えてメリットをあげれば、ステージがシンプルなので単純にキャラを仲間にしたいだけなら楽にクリア可能な事くらいか。 本作では最初の有料DLCが発売されるまでの期間限定で、所謂シーズンパスとして全キャラDLCがセットになるDLCを販売していたが、売上が芳しくなかったのか途中で販売終了時期が未定に変更された。結局2023年時点でもシーズンパスの発売は継続しており、実質無期限になった模様。 不具合が多い 本シリーズにおいて発売直後に不具合が多いのはもはやお約束ではあるのだが、本作においてもその例に漏れず不具合が多い。 概要においても触れた通り、発売から半年経った今ですら不具合が根絶されていないというのが現状である。 特に本作においては、1つの大きな不具合が修正される→新たな大きな不具合が発生する…という流れが繰り返されている。 発売直後は大きな不具合に対するアナウンスも積極的に行われていたが、3月25日のVer.1.2.0以降は全く行われておらず、バージョンアップの告知も一切されていない、いわゆるサイレント修正が時折される結果になっている。 以下、大きな不具合と思しき要素を列挙する。既に修正された不具合も含む。 + 大きな不具合の一覧 自動戦闘においてフリーズが発生する 自動戦闘を長時間行っているとフリーズが発生してしまう不具合。特に戦闘速度を高くしていると発生しやすくなる。 特に、自動戦闘による放置プレイでの稼ぎを行っていたプレイヤーの殆どがこの不具合の被害に遭ったとされている。 本作にはオートセーブの機能があるものの、オートセーブすらこの不具合によって破損するというケースも多発していた。長時間遊んでいたプレイヤーや、オートセーブしかしていなかったプレイヤーには致命的なまでの損失を発生させる事まであった。 この不具合は2月上旬という比較的早い時期に修正された。しかし頻度こそ減ったものの、未だにフリーズの根絶には至っていない。 超転生した際に装備品が外れる事がある 上記のフリーズの不具合が修正された後、新たに発生した不具合。超転生を行った際に装備している筈のアイテムが外れた扱いになってしまうというもの。 見た目の上では装備している扱いであり、装備品の効果も問題なく発揮される。しかしアイテムを売る際に装備品扱いにならず、ロックを掛けていない場合アイテムを誤って売却してしまう事がある。 本作の装備品は(発売当時は)重要度がそれほど高くないものの、イノセントの効果は重要だったため、EXP増加屋などのイノセントを付けた装備を誤って売却するケースが頻発してしまった。 「ロックをしていれば防げた」「よく確認しない方が悪い」という意見もあるが、そもそも装備品は売れない仕様である事や、次々新たなアイテムが手に入るゲームシステムである事などを考えると、プレイヤーの自己責任として片付けてしまうのは流石に酷というものであろう。 この不具合もアナウンスがされ、2月下旬頃に修正がされた。 DLCのキャラが加入しない 汎用キャラを上限まで作成した状態でDLCキャラが加入するマップをクリアすると、DLCキャラが加入しない。DLCキャラが加入するマップは何度でも挑戦できるが加入の判定があるのは初回のみとなっており、その後汎用キャラを減らしても再度クリアしてDLCキャラを加入させる事はできない。 厳密には周回毎に加入判定が存在しており、周回プレイをすれば加入させられる。取り返しが付かない不具合ではないものの、周回を跨ぐ必要があり極めて不便。 シリーズ旧作品では汎用キャラが上限まで作成されている場合、そもそもDLCキャラを加入させるマップをプレイできないという対策が取られていた。何故、旧作においてできていた事が本作で突然できなくなってしまったのか。 この不具合は3月上旬のアップデートで改善された。 固有キャラが周回で増えてしまう 2月下旬のアップデート以降に発生した不具合。周回すると、1周目であれば固有キャラが加入する場面で既にメンバーにいる固有キャラが再度加入してしまう。 パラメータ等は初期状態で加入するため、全く同じ名前、同じ職業のキャラが再度加入するという状態になる。 キャラが増えた事による直接的な問題は無い(*11)のだが、間接的には汎用キャラの枠を1つ使ってしまうため、汎用キャラの作れる数が減ってしまう。また上述したDLCキャラが加入しない問題にも影響してくる。 更に加入するのはあくまで固有キャラという扱いのキャラであり、削除できない。これが最大の問題点である。 この不具合については「増えた固有キャラは削除できる」というやや斜め上の救済法が実装された。なお副次的な効果として、それまで削除できなかったDLCキャラについても削除可能になった。 ちなみに、DLCキャラについては旧作では最初から削除可能であった。これまた旧作でできていた事が本作では遅れて実装されたというケースである。 一部魔ビリティーの効果がおかしなことになる 2月下旬のアップデートで発生した不具合。主に能力に影響を及ぼす魔ビリティーの影響度が本来のものより大きくなったり、小さくなったりした。 特に影響が大きいのは「高火力重装形態」や「偉大な甲羅」であろうか。前者は本来は移動力-3なのだが、3倍の移動力-9となってしまう。また、後者は能力+10%のはずが、4倍の能力+40%となる。 高火力重装形態は機動戦姫であれば、比較的セットすることが多い魔ビリティーである。しかしこれをセットしていると大抵の場合移動力が0になってしまい、全く動けなくなってしまう。 後者はセットしているかどうかはプレイヤーにもよるだろうが、この魔ビリティーをセットしている敵が存在しており、結果その敵は相当に強化されてしまった。 一方でどういう訳か羅刹LV12の効果が出なくなっており、奇しくも羅刹次元のクリアが楽になるというメリットも発生していた。 こちらはアナウンスはされていなかったが、3月上旬のアップデートでひっそりと修正された。 DLCキャラの魔ビリティーの効果に一部不具合がある 該当するのはフーカの「プリニー帽」とヴァルバトーゼの「イワシエキス配合」である。 フーカの「プリニー帽」は魔ビリティーをセットしたキャラをプリニー扱いにするという効果である。 プリニー扱いになる事でエトナの「ドミナントスマイル」やヴァルバトーゼの「プリニー教育係」の対象になるはずなのだが、設定ミスなのか対象にならない。 特に「プリニー教育係」は対象になれればレベリング等でかなり有利になるため、この設定ミスがもたらすであろう被害はかなり深刻である。 ヴァルバトーゼの「イワシエキス配合」はエキスの効果量を184%増やす(2.84倍にする)という絶大な効果を有している。 当初は問題なく発動していたのだが、4月下旬のアップデートでHP/SPにはイワシエキス配合の効果が乗らない(正確には、イワシエキス配合の効果が出ているとHP/SPのエキスが使えなくなる)という重大な不具合が発生した(*12)。 HP/SP以外のエキスではしっかりと効果が発揮されるものの、肝心のHP/SPのエキスで効果が発揮しない以上、此方もかなり深刻な被害をもたらす不具合である。 この2キャラが有する魔ビリティー目当てで、キャラ追加の有料DLCを購入した人がいる可能性がある事を考えれば、優良誤認による消費者庁コラボすらありうる、あまりにも致命的な不具合と評さざるを得ない。 しかしこの不具合はその深刻さに反して公式から一切アナウンスされる事無く、8月上旬のアップデートでひっそりと修正されたらしい。 超越者の次元アップデートで発生した問題点 超越者の次元アップデートで超転生における強化上限が拡張されたが、この強化がかなり面倒くさい。 基礎パラメータの上限値が2000から4000に増えるが、2000以降は1強化するだけでカルマが500万要求される。 ちなみに、1999から2000に増やす際に必要となるカルマは20万強であるため、一気に必要量が20倍以上になる。 つまり、1種類のパラメータの基礎パラメータを2000から4000まで増やすだけで100億のカルマが必要となる。パラメータは全部で8種類なので8種類のパラメータをカンストさせるだけでカルマ800億、レベルカンストからの超転生640回強(素質:天才の場合)が必要となる。 アップデート発生までに必要な総カルマが10億弱だったことを考えると単純に超転生しなければならない回数が大幅に増えてしまった。経験値稼ぎは自動でできるが、超転生は手動で行わなければならないためかなり大変である。 超越者の次元ではパラメータ上限こそ増えたが、レベル上限が増えていない(=一度に入手できるカルマが増えていない)ため、一度に複数名の超転生を行ったり、自動で超転生を行ったりできないことも相まって強化はひたすら単調作業を窮めてしまう。 改善点 + 超越者の次元アップデートによって改善済みの要素一覧 アイテム界の存在意義が大幅に減った 旧作ではキャラ育成において、アイテム界を利用しアイテムを強化しなければパラメータカンストが狙えなかった事もあり、アイテム育成は必要不可欠であった。しかしながら、本作ではアイテム強化無しでも十分パラメータカンストが狙えるので、アイテム界を利用する意義が減ってしまった。 その上、道中でも通常(現世)、修羅、羅刹と攻略を進めるにつれてどんどんアイテムが強くなっていくので、わざわざアイテムを強化するよりも攻略具合に応じてどんどん乗り換える方が強いバランスになっており、ますますアイテムを強化する必要が無くなっている。 レベルアップや稼ぎについても、本作から登場した自動戦闘によるレベル上げの方が効率が良く、そういった稼ぎの用途でもアイテム界の意義が消失している。 超越者の次元アップデートによりパラメータの上限が増えた結果、旧作と同様に素のステータスでのカンストは不可能になったため、アイテム界の存在意義はある程度まで回復した。 また一定条件を満たすと、アイテムによるパラメータ上昇量の上限が増加する。ここまでやり込むのであれば、アイテム界は十分攻略する価値があるものとなっている。 エキスもあまり使い道がない アイテム界の存在意義の無さと被るが、素でパラメータカンストが狙えるために、エキスについても利用価値が殆ど無い。 低レベルで高パラメータを目指したいのであれば利用する価値はあるが、結局は自己満足の域を出ない。 エキスを使うには大量のヘルも必要になるため、結局レベルを上げて素のパラメータカンストを狙う方が早い。 この点も超越者の次元アップデートにより改善されたといえるかもしれない。少しでも高いパラメータを目指すにはエキスが必要不可欠となる。 賛否両論点 自動戦闘・自動周回 本作の目玉の1つといっていい要素だが、賛否が分かれる。 自動戦闘は無条件で利用可能であり、行動パターンを指定せずともある程度しっかりした行動を取ってくれるため、同程度の実力でも十分クリアできてしまう程度には有能。 一部ギミックによって自動戦闘を使うとクリアが難しいステージこそあるものの、その絶対数は少ない。本作においてステージをクリアできない場合、大抵はレベル不足が原因である。 さらにこの自動戦闘、なんとステージの初回挑戦時であっても利用可能。初心者に優しいと言えば聞こえは良いが、ここまでくると何のためにプレイしているのか分からなくなってしまう。せめて初回プレイ時やゲームクリアまでは自動戦闘を封印しておいた方が良かったのではなかろうか。 自動戦闘を利用するかどうかは自由なのだが、出変する敵の数の割にステージが広くて移動に手間がかかるため、自動戦闘を使わないと無駄に時間がかかるマップが多く手動でやるのはかなり手間がかかる。 クエストでも「自動戦闘を1万回行う」といった具合に、自動戦闘でひたすら周回するのが前提となっているようなものもある。 稼ぎにおける自動戦闘や自動周回については「面倒くさい作業を勝手にやらせて、自分は他の事に集中できる」という好意的な声がある一方、当然ではあるが「フルプライスの金を出して基本無料のスマホゲーをやっているようなものだ」という否定的意見もそれなりに見受けられる。 元々放置ゲーというわけではない本作では特にこの点について賛否が分かれるところである。 実際、ひたすらレベルを上げる作業という点では好意的な意見が多い。 レベルやステータスの上限が増えた 既に述べたとおり、レベル上限やステータス上限が旧作と比べ大きく増加しているが、それに起因した賛否両論点も多い。 HP/SPは9999京と旧作と比べ大幅に上限が増えており、それに対応するためか、レベルが上がっていくとダメージが加速度的に増加していく。 本作では兆や京といったダメージが普通に出るようになるが、あまりにも桁数が多いため、トータルダメージを見てもどれくらいダメージを与えたのかがを一瞬で把握するのはまず無理。せめてカンマで区切ってほしかったところ。 初期パラメータが10000を超えるほどあるのに対し、1レベル辺りの成長量は旧作とほぼ同程度であるため、レベルアップによる成長が感じにくい。 初期状態だとレベルが1増えても増えるパラメータは多くて数十程度である。そのため、たとえレベル100くらいまで上がったとしても初期ステータスと比べほとんど変化はない。 ダメージも同様であり、初期から1万以上の(旧作基準だと)かなり高いダメージが出るがやはりこちらもレベル100くらいになってもそれ程変わらない。 もちろん、パラメータもダメージも更にレベルが上がればどんどん増えていくのだが、ゲームを始めたばかりの成長が楽しい時期に成長を感じづらいというのは残念なところである。 肝心のレベルも1ステージクリアするだけでこれでもかと行った具合に増えていくため、逆にレベルアップの喜びも感じづらい。 最初から高いダメージやパラメータが見られてスカッとするという意味で言えば制作者の意図通りなのかもしれないが、成長の喜びを感じにくくなってしまっては本末転倒だろう。 面倒くさい悪業指南の課題 味方を100回殺すという課題と敵を10万体撃破するという課題がかなり面倒。 前者は数こそ少ないが、基本的に自動戦闘だと味方を攻撃範囲に含めてくれないため、手動でやるか、魔心エディットの設定を見直して味方も狙うようにしなければならない。 それ以上に味方殺しは極力やりたくないプレイヤーが多いと思われ課題のためとはいえ、やらないといけないことに嫌悪感を示す者も。 後者は本作では敵が大量に出現するステージが少ないためやはり面倒くさい。 前作であれば1ステージで敵が100体ほど出現するステージもあったが、本作ではそういったステージがないため、自動戦闘を繰り返したとしても結構時間が掛かる。 悪業指南を全て達成することでとある有用な魔ビリティーが入手でき、達成の重要度は非常に高い。 誰かしらで入手できれば秘伝書化可能なので1人分達成すればいいのがせめてもの救いだろう。 確かに面倒ではあるが、全員の悪業指南を全てやりたい、といったような願望さえなければ誰か1人分終わらせればよく、1人分終わらせるくらいならやり込みの中ではそれ程難しくないレベルなので必ずしも問題点とはいえないだろう。 ディスガイアらしからぬ王道のストーリー 全体的には前作同様にディスガイアらしいぶっ飛んだストーリーは序盤のみであり、その後は王道のストーリーを突き進んでいる…のだが、王道過ぎて陳腐といっても良いかもしれない。また一部には旧作のストーリー展開と類似している部分も存在している。 ゲーム展開自体も以下の折り畳み項目の通りワンパターンであり、予想を裏切る展開も基本的に存在しない。 + ストーリー詳細 本作のストーリーは最強の破壊神に対し、(魔界の中では最弱と呼ばれる種族の)ゾンビであるゼットがとある目的を果たすべく何度も挑み、超転生を繰り返しどんどん強くなっていくという物語である。 本作開始直後の時点でゼットは破壊神を既に倒しており、その倒すまでの過程を追想するといった形式でストーリーは進んでいく。 追想形式はシリーズで言えば異端であるが、実際の流れは旧作と何ら変わらないのでその点は安心して良い。 ストーリーの序盤では、金にがめつい王様や、男を手駒としかみてない悪辣なお姫様といった具合にディスガイアらしいぶっ飛んだキャラが登場するが、中盤以降では前作同様、そういったキャラの弱さを克服していくというストーリー展開となっていく。 この「ぶっ飛んだ印象のキャラ」だが、「実は弱さを抱えている」というのは前作とほぼ共通する要素である。 破壊神を倒すまでのステージはどの話であっても最終的に破壊神がボスとして出現する。 破壊神に敗れてゼットは死亡、死亡時に超転生で次の世界に移動するという流れが、追想が終了するまで延々と繰り返される破目になる。 徐々に破壊神を追い込んでいるといった描写はあるものの、大筋ではワンパターンと言い切ってしまっていい。プレイヤーとしては「はいはい破壊神破壊神」と言いたくなる程の天丼芸が繰り返されるのだ。 破壊神を倒した後は、本当の元凶を倒すべくストーリーが展開されていく。 それが誰なのかについてミスリードらしきものはされるのだが、疑惑をかけられているキャラはそもそも根が善良な人物として描かれており、また本当の元凶は判明前から含みのある発言が多いので黒幕だと容易に推測できてしまう。「まさかこいつが!」という驚きは少ない。 破壊神を倒した後のステージでは新たな破壊神が生み出されたり、まるで汎用キャラのごとく破壊神が大量に出現したりと、結局最終盤まで破壊神は敵としてこれでもかとばかりに使い回されるため、破壊神を倒したという達成感はお世辞にも感じ難い。プレイヤーによっては折角の達成感が台無しになったと思えるかもしれない。 ゲーム内のキャラ曰く「破壊神のバーゲンセール」。プレイヤーの感情を如実に示した発言といえるが、これを作中キャラに言わせた以上、スタッフは少なくとも本作における破壊神の執拗な使い回しを認識していたという事になる。せめて使い回し方のワンパターンっぷりだけでもどうにかならなかったのか。 最終盤では「ただのゾンビ」だと思われていたゼットの正体が判明する…のだが、その正体のせいで、本来弱い種族でありながらも超転生を何度も何度も繰り返す事で最強と呼ばれる破壊神すら凌駕したという「諦めず努力を続ければ道は開ける」というストーリーの説得力が薄れてしまっている。 なお、弱いと思われていたゼットの正体が偶然実は強大な存在だったという話であればまだしも、ゼットを超転生させ続けた理由はゼットの正体を知っているが故であるためやはり本作のコンセプトに反した設定であることは否めない。 主人公が秘められた出自を持っているというのはある意味王道の展開だが、案の定この設定も(全く同じではないが)前作と類似したものを感じさせられてしまう。 ただでさえ薄いストーリーなのに、自動戦闘システムの存在によって余計に薄っぺらく感じてしまう可能性もある。 こうした本作のストーリーに対しては「ディスガイアらしくない」「ありきたり」「そもそも、ディスガイアにストーリーは求めていない」と否定的な意見が大多数を占めるが、「王道のキャラの成長が描かれていた」という肯定的意見も決して無い訳ではない。 評価点 3D化された、可愛く動くキャラクター 2Dから3Dになったためキャラクターはよく動くようになった。移動や攻撃等様々な箇所でよく動き、そのモーションも可愛い。 全体的に優しい仕様になっている 序盤はステージをクリアする毎にワンポイントアドバイスのような形で施設や機能の案内をしてくれるので、少しずつ施設や機能を覚えられるようになっている。 旧作と異なり、スキル弱化(*13)は一度強化した段階まではマナ消費無しで再強化できるため、誤ってスキルを強化しすぎたとしてもデメリットが少なくなっている。 新システムの超転生は実施タイミングを選ばない。 超転生前と比べ、素のパラメータが弱体化してしまうケースは基本的には無い。また、コストが増えていく事も無い。 そのため「全キャラを一斉に超転生してしまう」等といった極端なプレイをしない限りは、基本的にやりたいと思った際に超転生してしまって問題ない。 旧作と異なり、敵にトドメを刺したキャラ以外も経験値やマナが入手可能となっている。敵をどのように弱らせて倒すかといった事も考えなくていい。取り敢えず戦闘に出せばキャラが成長していく。 武器熟練度やクラス熟練度もドリンクバーで上げられるようになったため、どのような行動をさせるべきかも気にしなくて良い。 総評 『ディスガイア』シリーズも第7弾とマンネリが懸念される中で「面倒くさいというイメージの払拭」と「『ディスガイア』らしさを多くのプレイヤーに体験してもらう」ということをコンセプトとして掲げられた本作であるが、 蓋を開けたらコンセプト達成のために各種要素や実ボリューム、そしてディスガイアらしいやり込みを削ぐという本末転倒な有様となっており、多くのファンから失望される結果に終わってしまった。 目玉である超転生を始めとする要素は、それ自体を活用するまでに暗黒議会などの手間暇を度々挟まねばならず、場合によってはレベリングそれ自体よりも億劫となる事さえある。 追加された自動戦闘・自動周回は利便性こそ高いものの、皮肉にもその利便性によって本作が抱えていた「相対的に面倒」な部分を強く印象付けてしまったのだ。 ただし掲げたコンセプトに「限って」評価するならば、難しい要素を極力カットすると共に、大きいダメージやパラメータを比較的容易に体験可能なデザインには仕上がっている。 自動戦闘を使えば、自身がほとんど関与する必要もなくクリアまで進めていけるだろう。 …そのようなゲームの遊び方が本当に楽しいかはまた別の問題であるが。 総じて、掲げたコンセプトが歴代ファンの期待するディスガイア像と乖離していた。これこそが本作に惨憺たる評価をもたらした最大の原因であろう。 余談 本作は『魔界戦記ディスガイア』シリーズとしては初めての、レーティングがCERO C(15歳以上対象)の作品である。 2月25日にDLC第1弾が配信されるのと同時に、VTuberである「ホロライブ」とのコラボユニットが事前告知無しで配信された。 「白上フブキ」、「潤羽るしあ」、「不知火フレア」、「角巻わため」、「尾丸ポルカ」の5名をモチーフとしたユニットが配信されている。完全固有キャラというわけではなく、5名をイメージした(?)汎用キャラのコンパチ(色違いだけでなく、多少のパーツの違いがある)であり、性能はモデルとなった汎用キャラとほぼ同じであるが、姉妹設定があるなどやや凝った設定になっている。 シリーズのソシャゲ版である『ディスガイアRPG』では、本作に登場したキャラクターは全員ドット絵で描かれている。 初週の売上は2ハード含めて4万本弱(ダウンロード版除く)である。これは『5』は上回るが、『4』や『D2』よりは下という何とも微妙な数字である(参照)。 シリーズにおいては主人公となる作品が無かったのをいじられる事で有名な「アサギ」だが、本作発売当時はソシャゲ作品『魔界ウォーズ』が配信されており、まさかの主人公作が存在しているという状態になっていた。 しかしながら、本作のPS5/Win版がリリースされてから僅か数ヶ月後の2022年10月21日に『魔界ウォーズ』がサービス終了してしまったため、「アサギ」が主人公という立場で参戦した唯一の作品である。 同時に『7』ではアサギが登場しなくなってしまったため、現時点ではアサギが登場する最後のディスガイアでもある。 その後の展開 2023年1月26日にシリーズ新作『魔界戦記ディスガイア7』が発売された。 2022年8月の発表時には本作の反省点が述べられており、メーカーとしても本作の失敗は認識している模様。